JIROです!
今回は久しぶりに以前制作したヒバカリのアクアテラリウム水槽の現在の様子について紹介します。
紹介する水槽はセッティングしてから『約1年後』くらいの様子となっています。
それではさっそく参りましょう!
現在のレイアウト
まず現在のレイアウトはこんな感じになっています。
植物はそれなりに育ってきているのですが『流木の存在感』が強すぎて、まだちょっと緑が物足りない感じに思えます。
横から
ただ、それでも横から見ると草もまぁまぁ良い感じになってきています。
少なくとも植物たちが『ヒバカリの圧に負けてアッサリ退場』なんてことにならなくて良かったです。
水辺の様子
水辺の様子はこんな感じです。
今はキレイになりましたが、当初はレイアウトで使用したボンドが硬化不良で溶け出してしまい、しばらく『凄まじい油膜』に襲われていました。
最初の頃は本当に冷めたラーメンの汁くらいドロッとした油膜が張っていました。
半年以上掛かりましたが、とりあえず水質をある程度キレイに戻せてよかったです。
植物の紹介
せっかくので今回は『ヒバカリ水槽』で育った植物の紹介もしておこうと思います。
植物の選定はなるべく『小型の葉』で『強健な種』であることと、レイアウトを覆い尽くして欲しかったこともあり『ツル系』が多めとなっています。
ヤクシマヒメイタビ
まずレイアウトの一番手前で繁栄している植物は屋久島産のヒメイタビです。
ゆっくりとですが、乾いているガラス面でもお構いなしに勢力を拡大中です。
浮いてこずに這うように成長してくれているので、期待通り前景としての役割を見事全うしてくれています。
コケモモイタビ
その奥にある中背な植物は恐らく『コケモモイタビ(フィカス・グナー)』、もしくは『フィカス・シャングリラ』です。
恐らく、というのは購入した時に『お店の人が分からない』と言っていたので後日ネットで適当に調べただけだからです。
もし違ったら教えていただけると嬉しいです!
こちらもツル系ですが、割としっかりと自立しています。
フィカス・シャングリラ
ハツユキカズラ
そして流木上部にまで到達している草はハツユキカズラです。
ハツユキカズラは園芸品種で条件によって『白』や『ピンク』に色づきますが、家の中ではほぼ緑っぽい色のようです。
いずれは流木の上部を埋め尽くして、レイアウトを彩ってくれればと思っています。
ハツユキカズラ
枯れた植物たち
戒めのために枯れてしまった植物も紹介しておくと『レイアウト左側』に配置したコケたち(アラシラハゴケ・ハイゴケ)は全滅させました。
ここは放っておくと乾燥してしまうエリアだったため、少なくとも『手動での水やり』が必要だったのですが、たびたび水やりを忘れて枯れてしまいそのまま放置しています。
せめて枯れたコケ回収せえよとも思いますが、面倒くさくて今に至っています。
ナガサキホウオウゴケ
ただコケの中でも水位とギリギリのラインの陸地に蒔いておいたナガサキホウオウゴケは良い感じに育っています。
世話がいらない場所だったので、勝手に育ってくれました。
ナガサキホウオウゴケはホソホウオウゴケと近縁で、通常のものと比べると少し小さめのホウオウゴケとなっています。
ホソホウオウゴケ
ヒバカリの通り道
ちなみにこのナガサキホウオウゴケの上はヒバカリの通り道としてもよく使われているようです。
育った植物と絡んでいるヒバカリを見るのは嬉しい反面、管理人としてはここでウンチをして撒き散らさないか見ててハラハラもしています。
同居している生き物について
ついでにヒバカリ水槽内のその他の生き物も紹介しておくと、水辺では『掃除係』としてヤマトヌマエビを飼育しています。
エビはミナミヌマエビ系でもよかったのですが、この水槽のフィルターは稚エビを吸ってしまいかねない作りになっているので増えないヤマトチョイスにしています。
また、この水辺エリアは季節になったら『オタマジャクシ』を放ってお食事処としても使えます。
ヤマトヌマエビ
ワラジムシ
他には『陸上』でワラジムシも飼育しています。
ワラジムシはエビ同様に『死骸』や『枯れ草』などもある程度のものを分解してくれます。
あと昔に『乾ききったヒバカリの糞』を与えたところ取り合いになるくらいには食いついていたので、陸上部分の取り切れなかった糞掃除役として期待しています。
※あと脱皮した皮とかも大半は食べてくれる
ワラジムシ
ヒバカリとの相性
今回紹介した『エビ』も『ワラジムシ』も掃除係として有能でヒバカリの食性とバッティングしないので、一緒に飼育する相性はかなり良いと思います。
あと酷い話ではありますが、ワラジムシは餌用に入れるカエルの非常食としても機能するので、入れて置くと一石二鳥(掃除係&めぐりめぐってヒバカリの栄養源)と言った側面もあります。
おわりに
この水槽はセットしてからは一年以上経ちましたが、ヒバカリを投入してからはまだ半年くらいです。
また冬の間は大して動いていないこともあり、ヒバカリ水槽としての稼働はこれからが本番といったところなので、これから『どのくらい汚され』、『どのくらい掃除が必要で』、『どのくらい荒らされるのか?』などなど個人的に気になる事案が満載です。
あまり暴れてくれないと嬉しいのですが。
というわけで以上、ヒバカリのアクアテラリウム水槽の紹介でした。
それではよいアクアライフを。
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