水槽を始めたての頃に勢いで購入したアカハライモリ。
いつの間にか10年以上の付き合いになりますが、ここ数年は狭いプラケース暮らしが続いていました。
イモリには大変長らく待たせましたが、今回ようやくイモリ水槽のレイアウトです!
前回までのあらすじ
こちらが今回用意したイモリの水槽です。
濾過はオーバーフロー水槽で行い、配管類は埋没できるようセッティングしたアクアテラリウム用の特別仕様です。
↓水槽の設置作業はこちらで紹介しました↓
レイアウト素材
今回レイアウトで使用するメイン素材はパイプコルクです。
よく見かけるので、いつか使ってみたいな~っと思っていた素材です。
流木より安価ですし、生き物が住んでそうな空洞は心くすぐられます。
レイアウト開始
とりあえず土台部分をレイアウトしました。
コルクの穴がセンターに来ているのは『レイアウトの主役はこの穴だ』と言う、私の心理の表れでしょう。
イモリが出入りするのが楽しみです。
Tips:オーバーフロー水槽では水位の調整が後から出来ないので、水位とレイアウトがイメージ通りになるよう、実際にポンプを稼働させながらレイアウトしています。
給水部分
よくアクアテラリウムの給水はティポイントなどで分水したりしますが、今回は何もしないパターンです。
水を陸上部分ヒタヒタにして、ソイルなど引いて適当に植物を育てていきます。
Tips:給水は右の大きな水たまりに排水するようホースを伸ばしました。
前景部分
前景はソイルを引いて植物を育成する予定でしたが、この浅瀬に妙なロマンを感じだしたので、活かす形をとる事にしました。
イモリにぴちゃぴちゃして欲しい。
あと、お友達(非常食)を放っておけば、このゾーンは捕食しやすいかもしれません。
コルクにモス
コルクは何もしない予定でしたが、思った以上にコルクの上の方まで水を吸い上げていたので、モスを植栽することにしました。
モスの量がちょっと少ないですが、増えていくのを気長に待つとします。
ナゾノクサsp
ちなみに余談中の余談ですがコルクが水気を得たことにより、小さい謎の植物が生えてきました。
いつとも知れずに仕込まれた種が発芽するところに植物の偉大さを感じます。
後景にアジアンタム
レイアウト後景にライトグリーンが気持ちいい、アジアンタムを置きます。
アジアンタムは園芸ショップで売ってる普通の観葉植物です。
水槽がロータイプのため、背丈的に厳しいのですが、育てやすさを買って抜擢してみました。
アジアンタム
ハイグロspタイガー
パイプコルク以外にも、前から使って見たかったアイテムがあります。
それがこのプランツシードのハイグロspタイガーです。
というわけで今回試しに使って見ることにしました。
下草
かなり暗い場所ですが、アジアンタムの下草になればと、種を撒いてみました。
ちょっとだけ見えている給水パイプを隠すように成長してくれればと思っています。
これで後は時間を待つだけです。
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2か月後
2か月後、とりあえずこんな感じになりました。
ハイグロspタイガーの成長
ハイグロspタイガーは無茶ブリでコルクの上などにも撒いたのですが、余裕で成長しました。
※各所に撒いたハイグロspタイガーについてはこっちで詳しくレビューしました⇒アクアテラリウムでハイグロSPタイガーを色々な所で使ってみた。Plants Seedsレビュー
モスがモサモサになるのはまだまだ時間が掛かりそうです。
まだ植物的に完成とは言えませんが、モスが生えそろうまで待っていたら、また水槽をリセットする時期になりかねないので、この辺りでイモリにご入居いただくことにします。
ハイグロspタイガーはヒョロヒョロなので、イモリに蹴散らされるでしょうから恐らく見納めです。
さらばタイガー。
ハイグロspタイガー
主役登場
イモリの現在の住まいは、この汚い虫かご。
ろ過無し・水替えなしのハードボイルドな物件です。
中には自分で置いたコケと、置いた覚えのないコケでまみれています。
最初は数カ月つもりで、ここに移動させましたが、色々あって、いつの間にか数年経ってしまいました。
というわけで、イモリはゴミ屋敷同然の物件からオーバーフロー水槽の優良物件に大幅なランクアップを果たします。
イモリにご入居いただきました
イモリにご入居いただきました。
レイアウトとのサイズ感的にオオサンショウウオみたいで楽しいです。
異世界転生なみに変わった環境でも何事もなかったかのように、水の浅い所、深い所をゆっくりと散策していました。
陸に上がり、体をパリッパリに乾かしたりもしてて、中々お楽しみいただけている様子。
よかったよかった。
終わりに
こんな感じで無事イモリ用のアクアテラリウムが完成しました。
イモリを久しぶりにまともな水槽に入れることが出来て大満足です。
その内ハウスキーパーも兼ねて、ヌマエビなど採ってきて入居させようと思います。
お友達が増えればこれまでの虫カゴ生活より、ずっと刺激的な日々になることでしょう。
それではよいアクアライフを。
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