DIY 水槽台

初心者向けDIY!簡単水槽台の自作方法や設計図、注意点など

2018年11月1日

こんにちは!アクアリウムは水槽台作りから始まるJIROです。

今回は初心者向けにシンプルな構造で作りやすい水槽台をご紹介します!

水槽台という名目ですが、応用すれば棚やベンチ、机など様々なものが作れるようになります。

水槽を乗せることができる構造ですから、強度もバッチリです!

少し長い記事になりますが簡単なので、この機会に是非マスターしてみて下さい^^

※お約束ですがDIYは自己責任です!十分に気を付けて作業していきましょう。

目次

水槽台の設計

まずはハイタイプとロータイプの水槽台の基本的な構造から紹介します。

詳しい材料や自作ポイントは後ほど解説していきます!

1.ハイタイプ水槽台の自作設計

2段水槽台の組み立て設計

ハイタイプは2段仕様です。

青い部分やオレンジの部分に使用する木材は1×4材や2×4材です。灰色部分(天板や棚板)は集成材などを使用します。

オレンジ色の部分の補強(梁)は長辺に入れて、水槽台のサイズによって増やします。※たわみ防止が主な目的なので必ず長辺にいれます。

1×4材か2×4材かは、予算や必要な強度、箇所に応じて選んで下さい。

個人的な目安ですが、1×4材は60cmレギュラーの水槽くらいまでに使用しています。

ハイタイプの実例

自作60cm水槽台無塗装

私がハイタイプで作った60cm水槽台の実例です。

先程の設計で強度を確保した上で、サイドのスリットなどを加えています。

デザインは足し算であれば、基本は何をしてもOKです!

2.ロータイプ水槽台の自作設計

自作ロータイプ水槽の3D図
800

ハイタイプの作りから、下段を無くして紫の部分を追加します。

水槽台の幅がよほど狭かったり、低かったりすれば問題ありませんが、少しでも水槽台が高くなる場合などは紫部分の様な補強をつけます。

実際、水槽台として作る場合はフィルターなどを収納するケースが多いので、ある程度の高さは出てしまうため、紫部分のような補強があった方が無難です。

ロータイプの実例

ロータイプおしゃれ自作水槽台
120cm×30cm水槽台

私が作ったロータイプ(ベンチタイプ)の水槽台の実例です。

天板をツライチにせず少し飛び出すような形にしていますが、基本的な構造はまったく同じです。

※デザイン重視で骨格を細くしています。しかし木材を細くするのは強度を犠牲にするので基本的にはしない方がいいでしょう。

より強度の高いロータイプ水槽台

自作水槽ロータイプ2段

水槽全体の重量によっては、ロータイプでも2段目を付けた方が安全です。

オレンジ部分のたわみ防止の補強は水槽サイズによって増やしましょう。

もちろん、この形で高くすれば強度の高いハイタイプ水槽台となります。

水槽台設計のまとめ

同じ作りで製作した水槽台

ハイタイプもロータイプも基本は同じような構造です。慣れてくれば多少デザインも自分で決められます。

デザインや補強は足し算する形で行えば、基本的に失敗しないので、色々自分で考えるのも楽しいと思います。

次は水槽台の木材の種類や選び方、カットについて解説します。

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木材の種類、選び方、カットについて

2段水槽台の組み立て設計

先程も紹介しましたが、水槽台の自作に使用する材木は主に2つで1×4材(または2×4材)と集成材(または合板)です。

『オレンジ色と青い部分』の骨格部分で1×4材などを使用して、『灰色の部分』で集成材などを使用します。

1×4材について

一般的なSPF材1×4

水槽台の骨格に使用する木材の1×4材や2×4材です。

読み方はワンバイフォーやツーバイフォーで、ワンバイ・ツーバイと呼ばれたりします。

※1×4材…厚さ19mm×幅89mmのサイズの材木です。

※ 2×4材…厚さが2倍で38mm×幅89mmとなります。

長さは色々ですが、ホームセンターでは1820mmの取り扱いが多い印象です。ごく一般的に販売されている規格の木材です。

木の種類は特に問いません。90cm水槽台など、特に頑丈に作りたい場合2×4材など厚みのある材料を選びます。

1×4材などの購入時の注意

1×4材の反りありとなしの比較

1×4材などは、かなり反っているものが混じっているので、1本1本確認しながら購入しましょう。

1×4材は多かれ少なかれ反っているので、神経質になりすぎる必要はありませんが、きつく反っているものは除外した方が製作し易くなります。

天板部分の木材

集成材の売り場

天板は『一枚の板 』になっている材木を使用します。私は集成材(木を寄せ集め成型された材料)を使用する事が多いです。

ある程度しっかりとしたコンパネ、合板などでもOKです。

天板の厚みは2cm前後のものから選び、強度を高くしたければ厚みのある材料を選定します。

設計する前に事前に店舗に置いてある材料、サイズ等をチェックしておくと製作がスムーズになります。

※安く仕上たい場合は1×4材などを継ぎ合せて良いのですが、天板に段差ができないよう気をつけて製作して下さい。また稀に厚さが均一でないことがあるので注意が必要です。

木材のカットについて

木材カットはホームセンターなど店舗でカットしてもらうのがオススメです。

カットは機材が無いと難しいですし、機材があっても家庭用だと数をこなすのは大変です。腕に覚えのある方や、どうしても自分でカットしたい方以外は購入した店舗でカットしてもらいましょう。

木材カットのルールが決められている場合もあるので、できれば事前に把握しておくのが良いでしょう。カット直前でルール上カット出来ない事が判明すると大変ですから簡単にでも確認してきたいところです。

使用する材料のまとめ

  • 骨格は1×4材などを使用、購入時はそりを確認
  • 天板は集成材や合板などを使用
  • 材料は事前にチェック
  • 木材カットは自信がなければホームセンターに任せよう(カットのルールがある場合は要確認)

次は製作に必要になる工具について紹介します。

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工具とビスについて

自作に必要な電動ドリル

水槽台の自作に欠かせない工具は電動ドリル(インパクトドライバーなど)です。

まずビスを打つ時は、ビス径より少し細いドリルで下穴をあけてからビスを打ちます。

つまり水槽台を組み立てるには『穴を開ける工具(ドリル) 』と、『ビスを回せる工具(ドライバー) 』 が最低限必要になります。

しかし、手動だと 時間が何倍もかかる 』『 手の皮が剥ける』など大変なので、電動工具を持っていない方は必ず購入することをオススメします

電動ドリルに装着するドリルやドライバービットはセットもので十分です。

電動ドリルは2本あると、ドリルとドライバービットの交換の手間が無くなるので作業効率がさらにアップします。

もし初めて電動ドリルを購入する場合でも、少し良いものを購入するはありだと思います^^

ここぞと言う時に役に立ってくれますよ!

HiKOKI 電動ドリル

安いものでも2本目があると便利です!

下穴を開けたり、軽い木工作業であれば十分です。

シンコー 電動ドリル

水槽台を作るだけであれば、この安い電動ドリルだけでも十分ですが、この先を考えれば1本は良いドリルを持っておいて損はないと思います!

あと保護メガネ、グローブ、マスク等は各個人の判断にてご用意ください。

水槽台に使用するビス

ビスの太さは3mm~3.5mmくらいでほとんどの場合問題ありません。2×4材の様に厚みのある木材であれば、もっと太いビスでもOKです。

ビスの長さは木材を突き抜けない程度のものを選びましょう。もちろん短すぎるビスは接合の強度が落ちるのでなるべく深く刺さるものがオススメです。

また強度を確保する上でビスの本数は重要なので、不足しないよう多めに用意して、気になる所はビスや補強を加えて対応して下さい。

次は水槽台の製作ポイントを紹介します。

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水槽台の組み立て方

3D自作水槽台設計

自作水槽台の組み立てをハイタイプを例にご紹介していきます。

※木材選びについては後でご紹介します。

作業を大まかに説明すると、棚を作ってから脚を取り付けるだけです。

それでは個別に自作のポイントをみていきましょう。

棚を作るポイント

自作水槽台棚枠の作り方

まず最初に棚を作ります。

棚を作るときは、天板や棚板を取り付ける面水平な床や作業台に向けて作ります

ずれないように、しっかり固定しながら下穴をあけ、ビスを打って棚を作ります。水色で囲った角のビスは、脚を取り付ける時にビスが干渉しないよう考慮した位置にビスを打ちます。

ここでは角の2本のビスは間隔広めに打っておきます。

上段用と下段用に同じ棚を2つ作ります。

下段の棚のポイント

2つ作った棚の内、下段に取り付ける方は、棚板(グレー部分)を先に取り付けておきます。(後に説明)

棚板は上からビスを4本以上打って固定します。ビスを打つ位置は他の干渉しないよう注意しましょう。

ビスを正確に測って打ちたい場合

下穴の位置を正確に測りたい場合は1×4や2×4材専用の定規があります。

定規であらかじめマーキングしておけば、正確な位置にビスを打つ事ができます。しっかり測って作業したい方はあると便利ですよ!

ラクダ ツーバイフォー定規

脚の取り付けポイント

自作水槽台の足の取り付け方

棚ができたら、脚の取り付け作業を行います。

まず天板側を床(水平)に向けて脚を取り付けます。

さきほど間隔広めに打った棚のビスと干渉しないよう、脚は4本程度ビス止めします。

下段の棚の取り付けポイント

自作水槽台下段の取り付けに便利な方法

次は水槽台を立たせて、下段の棚板を付けます。

下段は取り付けたい高さの物を下にかませてビス止めします。取り付けたい高さの木片などがあると、下段取り付けが楽になります。

※木材カットの時に端材などで作っておくと吉。(オレンジ色部分が木片の例です)

天板の取り付けポイント

自作水槽台天板取り付け

あとは天板をのせて上からビスを打つだけです。

ビスは僅かにめり込むぐらいに打った方が良いでしょう。

天板の表に穴をあけたくなければL字の留め具などで裏から固定します。

これで水槽台の完成です。

組み立てポイントの補足

基本的にロータイプ(1段仕様)でも作り方、注意点は同じです。

どちらも簡単にいうと棚を作ってから足を取り付けて天板をつけるだけです。

製作手順で下段の棚板(下段の灰色部分)を先に装着しておいたのは、棚板がジャストサイズ過ぎると後から入らなくなる場合があるので先に取り付けておきました。

後から棚板を取り付けたい場合は棚板の幅を5mm程度小さ目に作ると安全です。

ちなみにこの想定で使用したビスは64本でした。

水槽台の組み立てまとめ

  • しっかり押さえて下穴とビスを打つ。
  • 水平を出したい面は、床などを利用する
  • ビスは干渉しないよう心掛ける
  • 下段の棚板は先につけておく、もしくは少し小さく作っておく
  • 下段の高さの端材を作っておくと吉

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材料の計算方法

水槽台の私の材料の計算方法をご紹介します。

製作する水槽台が幅60cm×奥行30cmであった場合を例に材料を計算してみます。

前から見た図と、上から見た図を考えれば必要な木材の寸法が見えてきます。

ハイタイプ(2段仕様)でもロータイプ(1段仕様)でも同じように考えられます。

1.前から見た図

水槽台設計前からみた図

前から見た図で、必要な棚板の長さと脚の長さがわかります。

※ここでは水槽台の高さ(足の長さ)は設定していません。いくつでも構いません。

次に斜線部分で必要になる材木の寸法を、上から見た図で確認しましょう。

2.斜線の部分を上から見た図(上下段とも同じ)

60cm水槽台設計図上から

上から見ると棚の枠に必要な材木の寸法が確認し易いです。

1×4材を使用するので材木の厚みは約2cmで計算しています。

これで必要な材木の各寸法がすべてわかりました。

必要な材木の寸法

天板・棚板
60cm×30cm×1枚
56cm×30cm×1枚

骨格(1×4材)
56cm×4本
52cm×2本
26cm×4本
足(任意の長さ)×4本

必要な材木の寸法がわかったら、次は必要な材料を算出します。

算出した寸法を図に当て込む

60cm水槽台材料カット図面

各パーツの寸法がわかれば、材料に当て込んでいきます。

図にしてみると購入する材木がわかりやすくなります。

すると、この水槽台であれば、120cm×30cmの集成材1枚と、1×4材(1820mm)が4~5本で作れることが分かります。

お店でカットしてもらう場合は手書きでも良いので図を用意しておくと、カット時の意思疎通に大きく役立ちますよ。

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水槽台の補強やアレンジ

水槽台の補強やアレンジについては沢山あるので少しだけ紹介します。

その1.ハイタイプを補強

例えばハイタイプを補強をしたい場合は、ロータイプでご紹介した紫部分の様な補強を追加します。

これを加えるだけかなり頑丈になります。

その2.足の材木を変更する

側面の足材を板状の木材に変更した例

側面からキャビネット内が見えて欲しく無い人は、足に使用する木材を1×4材などから、天板で使うような板状の材料に変更します。

足の形状は変わっても、基本的なつくりは同じで棚枠と足の構造です。

さらに背面に板を取り付けて補強しても良いと思います。

3.アレンジの実例

ハイタイプで紹介した構造の水槽台です。奥行があるので脚(2×4材)を6本にして梁を増やして対応しています。

基本的に材料を足し算すれば強度はあがるので、あとは必要に応じで自分のアイディアでデザインや補強を行っていきましょう!

水槽台の完成度を上げるポイント

ここからは自作水槽台のエピローグになります。

でもカッコ良くしたり、オシャレにするのはここからが重要だったりもします。

それでは個人的に水槽台の完成度があがるポイントの紹介です。

水槽台の塗装をする

塗装を行うと出来上がりの印象がグッと良くなります。

もし水槽のある部屋で塗装する場合は水性塗料推奨です。塗料から揮発する溶剤も水なので生体への影響がありません。

屋外で塗装できる場合は基本的に好きな塗料を使えばいいと思います。

イメージする色がある場合は塗料をいきなり水槽台に塗るのではなく、面倒ですが端材で試し塗して調色するのが良いでしょう。

塗装の仕上がりUP

サンダー

塗装をする場合であれば塗装前に木材にヤスリをあてると仕上がりと手触りが良くなります。

面倒ですが少しやるだけでも効果があるので、私も要所で磨いたりします。

サンダーを使うと楽ですね。

RYOBI ミニサンダー

扉をつける

自作60cm水槽台塗装済み

この記事では紹介していませんが、私はキャビネット内の目隠し代わりに戸を製作します。

設計はここで紹介しているような感じです⇒DIY!簡単自作水槽台の扉の設計方法!

機能性だけでいえば、扉は無い方が便利ですが、完成度をあげるということであれば、目隠しと考えて作ってみるのも良いと思います。

水槽台をはじめて自作する人へ

長い記事で、初めての方にはわからりづらい部分もあると思います。

とりあえず、ある程度想像できれば一回作ってみるのが一番勉強になります。

棚であればこの構造で3段4段と増やせばいいだけですし、1段の構造ならベンチや机などになります。

作れるようになると、いろいろなものをジャストサイズで作れるようになるのでなかなか便利ですよ!

簡単なので是非1度チャレンジしてみてください( ̄∀ ̄)v

それではよいアクアライフを!

水槽台を作ったあとのお楽しみですねアクアテラリウムの作り方!水槽で生き物の飼育と水草植物の栽培を楽しむレイアウト方法

絶対楽しいアクアテラリウム



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