
魚の飛び出しやイモリの脱走を防ぐためには必須のフタ。
しかし、付属品ではちょっと頼りない…
より快適で堅牢なフタを手に入れるためには、やっぱり自作が一番!
というわけで、今回は私が作ってきたフタについてのDIYをご紹介いたします!
目次
塩ビ板やアクリル板でフタを自作する

塩ビ板やアクリル板を使えば、隙間の少ないフタを作ることができます。
通気性を重視せず、魚の飛び出し防止を重視した場合に適しています。
水の蒸発防止にも効果的です。
おすすめポイント

アクリルや塩ビはガラスよりカットするのが簡単で、穴あけ加工や接着もしやすいので自由度の高いフタが作れます。
小さい穴であれば一般的なドリルの刃で開けれますし、大きな穴もホールソーなど使えば簡単です。
ホールソー
アクリル板の注意点
アクリル板は透明度が高いですが、薄い板は反り易いです。
対策としては見た目は悪くなりますが、梁のように補強を入れると反り難くなります。
塩ビ板の注意点
塩ビ板は反り難いですが、透明度がやや低くなります。
塩ビ板やアクリル板のカット方法についてはこちらでいくつか紹介しています⇒カット方法まとめ!塩ビ板やアクリル板の自作!
アルミアングルとネットでフタを自作する

アルミアングルとネットをネジで固定してフタを作ります。
通気性が高く、魚やイモリ、小型のカエルを飼育する場合などに適したフタです。
ネットは金属製もありますが、樹脂製(トリカルネット、鉢底ネット)などが便利で、網目は3mmくらいがオススメです。
※餌が小さいコオロギの場合などは逃げられる可能性があるので注意して下さい。
自作する方法

アルミアングルに穴をあけてネットとネジを固定します。
アルミアングルの穴あけは電動ドリルに、ビス径と同等以上サイズの鉄工用ドリルなどをつけて行います。
穴をあける場所にポンチを打っておくと刃が滑り難く、作業しやすくなります。
ポンチ
おすすめのネジやナット

アクアリウムなど多湿な環境で使用する場合は、安いユニクロメッキのネジは錆びるので、ステンレス製やプラスチック製がおすすめです。
※写真は2年ほどアクアリウムで使用したフタですが、見事にユニクロメッキのネジはサビました。
スライドのついたフタを自作する

スライド式で開閉できるフタも、アルミ建材を組み合わせて作ることができます。
スライドの板はアクリル板(3mm厚)に取っ手をつけています。
アクリル板も小さいサイズなら、気になる反りは出にくくなります。
自作する方法

スライド部分はアルミ建材のEレールやチャンネルを使います。
Eレールはネジ止めが難しかったので、アルミに使える強力接着剤で取り付けてます。
アルミアングルやEレールは水槽のフチを考慮して取り付けましょう。

アルミEレール
あると便利な材料

ネジを使いたいけど、ネジ頭が出ていると困る場合、超低頭ネジなどあると便利です。
使いどころは少ないかも知れませんが、設計がタイトな場合は役に立つ事があります。
超低頭ネジ
番外編
ここからはフタに関する、その他のDIY・アイディアをご紹介いたします!
水槽を屋上緑化?

メッシュボードなどで植物を挿せるようにして水槽の上で植物を育てます。
魚の飛び出し防止と手軽に植物の水質浄化効果を得られます。
水槽内は多少暗くなりますが、コケも生えにくくなり、魚も落ち着きやすい環境が見込めます。
アルミフレームを自作してファンを乗せる

アルミでフレームを作って、ファンを載せられるフタを作ったりするとロマンがあって楽しいと思います。
※そうなると、ろ過も上部に作ったら最高にロマンチックなアイディアじゃないか!と思ったけど、それはただの上部ろ過でした( ̄∀ ̄)
自作ファンの作り方⇒水槽用の冷却ファンを自作してみた!簡単初心者でも出来る夏場対策DIY!
コンテナのフタをDIYして爬虫類用にケージ化

市販のコンテナのフタをくりぬいて、ネットをプラネジで取り付けて爬虫類用にDIYしました。
容器に穴をあけるより、通気性の高いコンテナにすることができます。
重ねて管理する場合はフタではなく、横をくりぬいても良さそうです。
フタをくりぬく時はハンドニブラーを使いました。
ハンドニブラー
終りに
いかがたっだでしょうか?
私は大体こんな感じのDIYを組み合わせて自作しています!
他にも色々な方法があると思いますが、少しでも参考になれば幸いです( ̄∀ ̄)v
めざせ!脱出不可能な水槽!
以上、フタに関する私の自作まとめでした^^
それではよいアクアライフを!