
JIROです!
今回は数ある塩ビ管をカットする方法とそれぞれのカット工具による特徴について紹介します。
それではさっそく参りましょう。
塩ビ管カッター

まずは塩ビ管カッターを紹介します。
塩ビ管カッターとはハサミのように挟んで塩ビパイプをカットすることが出来る工具となっています。
塩ビ管カッター特徴

塩ビ管カッターの特徴は手早く塩ビ管をカットできることです。
なので配管を組む時など沢山のカットがある場合には『とても便利な工具』となっています。
ただ、塩ビ管カッターでのカットは『断面の仕上がり』について2つ注意点があるので紹介しておきます。
仕上がりについて①

まず『注意点の1つ目』が塩ビ管カッターでは肉厚の塩ビ管をカットした場合、画像のように『断面が変色』するので切り口の見た目が悪くなることです。
仕上がりについて②

そして注意点の2つ目が塩ビ管カッターのカットでは断面が少し歪みやすくなることです。
この歪みで配管が水漏れするようなことはありませんが、なんらかの事情で『切り口をまっすぐ』に仕上げたいという場合には塩ビ管カッターだと難しくなります。
塩ビカッターまとめ

塩ビカッターでのカットは少し『断面の見栄えが悪い』のですが、配管を組むのであれば実用的な問題はほとんどありません。
特に大量に塩ビ管をカットする場合には便利な工具となっています。
塩ビカッター
パイプカッター

次に紹介するのはパイプカッターです。
パイプカッターは『塩ビ管以外』でもパイプ状のものをカットできる工具となっています。
パイプカッター特徴

パイプカッターの使い方はパイプを挟んで『ネジを締め上げ』ながらくるくる回すことで徐々にカットすることが出来ます。
少しずつ溝を作りながらカットしていくので、少し時間が掛かりますが『静かに作業』できます。
仕上がりについて

パイプカッターでの断面の仕上がりは若干『粗く』なりますが、まっすぐ水平にカットできます。
また断面付近の径は少し押しつぶされて『狭くなりやすい』ですが、影響が出ることはほとんど無いのであまり気にする必要もないと思います。
パイプカッターまとめ

パイプカッターでのカットは時間が掛かりますが、『静か』なので夜間の作業でも気にせず使用できて、
また塩ビ以外の『硬いスチールパイプ』なども手動でカットできるのが魅力となっています。
パイプカッター
卓上丸鋸・チップソー

次は電動でカットできる卓上丸ノコを紹介します。
卓上丸ノコでの作業は付属のバイスで『塩ビパイプを固定』してから電動丸ノコでカットしていくこととなります。
仕上がりについて

卓上丸ノコのメリットは他の工具よりカット断面の仕上がりがキレイになることです。
鋭い切り口で歪みや変色など無く水平にカットできます。
デメリット

そして卓上丸ノコのデメリットについてはまずカットで『削りカス』が出ることです。
また『大きな音も出る』ので、静かにカットしたい場合には不向きな工具となっています。
他にはカットの度にクランプで固定するため作業も少し手間が掛かります。
卓上丸鋸まとめ

卓上丸ノコでのカットは『キレイ』にはなりますがデメリットも多いので、そこまで塩ビ管カットに向いているわけではありません。
しかし切り口を『斜め45°でカット』したり、カットしきらずに止めることで『スリットを入れる』ことなども出来るので、塩ビ管でのDIYの幅は広がることもあります。
また『アングル』や『木材』など様々な形の長物全般のカットできるので便利です。
卓上丸ノコ
おすすめのカット方法

今回紹介した中でオススメのカット方法は特にこだわりがなければ塩ビ管カッターです。
静かですし圧倒的に早く作業できます。
ただ、断面の歪みや変色が気になる場合は紹介した他の方法もオススメです。
塩ビカッター
終わりに

どのカット方法も一長一短あるので、自分と相性の良さそうな工具を選んでみてください。
あと工具を購入するときはパイプの切断能力をしっかり確認しておきましょう。
それではよいDIYライフを
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