
暑さに弱いJIROです!
今回は塩ビ管(パイプ)にスリットを入れるDIYを紹介します。
それではさっそく参りましょう。
注意:DIYは自己責任です。安全は自分自身で確保して作業しましょう。
卓上丸ノコ(チップソー)を使用

使用する機材は卓上丸ノコ(チップソー)です。
卓上丸ノコは本来であればカットしきる機材ですが、今回は途中で止めてスリットを作ります。
カットを止める位置にストッパーを置く

丸ノコを止める位置は感覚でもよいですが、スリットの深さを一定に固定するのであればストッパーを用意しましょう。
スリットの深さはストッパーの止める位置で調節します。
ストッパーはどういった方法でも構いませんが、ここでは適当に木の端材で作りました。
丸ノコを下すとボディがストッパーの位置で止まります。
カットする間隔をマーカー

スリットを複数入れる場合は、スリットを入れる間隔をマジックなどで点を書いてマーカーしておきます。
カットする作業する前に、回転させずに刃を降ろしマーカーの位置を確認してからカットしましょう。
スリットを揃える注意点

マーカーした点を真上に向けるなどして、スリットが同じ場所に入るように意識的に行うと、ある程度スリットが揃います。
少し見えづらいですが、矢印をつけた内、真ん中のスリットだけ位置が少し変わっています。
ストッパーでカットする深さを固定しても、刃を入れる位置が変わるとスリットもズレてしまいます。
パイプなので気づかない内にクルっと回って、刃を入れる位置がズレてしまう事があるので気を付けましょう。
パイプが入らない時の対処法
丸ノコのサイズによっては太いパイプが入らないことがあるかもしれません。
しかし、今回のようにスリットを入れる場合はカットしきれなくてよいので、小さい刃に交換すると入る可能性があります。
カットした断面が気になる場合

パイプの内側にバリが残った場合は薄いヤスリなどで除去します。
極薄平ヤスリ GT-1
スリット加工の注意点

スリットを入れる時の注意点としては、スリットを深くしすぎると塩ビ管の剛性が著しく下がる(ふにゃふにゃになる)事があります。
スリットは深すぎないように設計した方が良いでしょう。
終わりに
私がDIYする場合はこんな感じで塩ビ管にスリットを入れています。
電動工具を使った作業は思わぬ事故など起きると大変なので、安全第一で作業していきましょう。
DIYは楽しく安全に。
以上、塩ビ管にスリットを入れるDIYでした。
それでは!
マキタチップソーLC0700F