
JIROです!
今回はオーバーフロー水槽の自作に役立つ『オールガラス水槽』や『フレーム水槽』に穴をあけるDIYをまとめて紹介します。
それではさっそく参りましょう。
※お約束!DIYは自己責任です。作業は十分に注意して行ってください。
ガラス水槽に穴をあける

まずはオールガラス水槽などのガラス面に穴をあける方法から紹介していきます。
使用する工具

ガラス面への穴あけに必要となる主な道具は『電動ドリル』と『ダイヤモンドコアドリル』と『穴あけガイド』の3点です。
あと作業中には『冷却用の水(水道水で良い)』が必要となります。
ダイヤモンドコアドリルのサイズについては『使用するオーバーフロー水槽の排水管(台座)』が通る穴があけられるように大きさを選びます。
電動ドリル
当て板/捨て板

またガラスの穴あけではフチが欠けやすいので、できれば裏側に『捨て板(同材質が好ましい)』を当てて作業します。
ただ、気をつけて作業しても『フチはある程度カケが出る』ことと、カケが実用上の問題になることはほとんど無いので、捨て板は無理に用意する必要もありません。
水槽の穴あけ作業の向き

穴あけ作業は『水槽の内側』でも『水槽の外側』からでも、どちら側から行っても基本的に構いません。
ただ、『どちら側からあけるか?』で作業性が少し変わるので違いについても紹介しておきます。
内側からの穴あけ作業について

まず水槽の内側から穴あけする場合のメリットは『冷却用の水が張れる*』ことや『捨て板を当てやすい』ことが挙げられます。
※水槽に冷却水を張った場合でも穴あけ時には水が流出するので作業はお風呂場など『水が流れても良い場所』でするか、あるいは『水の受け皿』などを用意しておく必要はあります。
そしてデメリットととしては水槽のフチがあるため『基本的に作業がやりづらい』ことと、また『狭い水槽』だとそもそもドリル作業ができない場合もあることなどが挙げられます。
外側からの穴あけ作業について

一方、水槽の外側から穴をあける場合だと、メリットではまずドリル作業がし易いことがあります。
外側からの穴あけでは背が高い水槽でも『変な姿勢』で作業せずに済みますし、小さい水槽でも『ドリルが入らない』なんてこともありません。
しかし、水槽を外側に向けると水を張ることはできないので『スポイト』や『霧吹き』などで冷却用の水を切らさないよう補給する必要があります。
また捨て板を当てるのは高さの調節などの問題があるので『難しく』なります。
ただ、冷却水の補給に関しては『風呂場』であればホースを固定などすれば水は掛け流しで作業できますし、捨て板なしで作業して多少カケがでたところで、後で『台座をシリコン接着』したりするので見た目も使用上もほとんど問題が出ることはありません。
水槽の穴あけする位置について

水槽にあける穴の位置については水槽の端に近づけすぎると、衝撃に弱くなり『ガラスが割れやすくなる』ため、穴と端は少し距離があくような位置にします。
また後で使用する『台座』が取り付けられるだけのスペースがあるかも確認しておきます。
TIPS:水槽サイズにもよりますが、個人的には最低3cm~4cm程度は距離を設けています。
ガイドを設置する

水槽の穴あけ位置が決まったら、コアドリル用のガイドを設置します。
ガラス面はドリルが滑って位置が定まらないのでガイドは必須アイテムです。
ガイドには『吸盤で固定するタイプ』や『両面テープで固定するリングタイプ』などがありますが、ここでは参考例として右側のリングタイプでの作業を紹介します。
TIPS:2つのガイドの違いについても簡単に紹介しておくと、まず吸盤タイプは様々なサイズのホールソーに対応し、吸盤での固定なので両面テープが不要になります。一方でリングタイプは小さい面積でも使用でき、リング内に水を貯めることが出来るので冷却水の補給作業が少なくて済みます。
コアドリルガイド
穴をあけ作業

ガイドを設置できたらドリルでの作業を開始します。
まず穴あけする所を水でたっぷり濡らしておき、ドリルは『ゆっくり目』で回していきます。
ドリルの回転速度は使用する『コアドリルの仕様』に従いますが、わからない場合は『1000rpm前後*』にしておきます。
※径が小さければ回転数をあげ、大きい径は回転数を下げるように調節します。
水を切らさない

作業中は摩擦で『ドリル』や『ガラス』が熱くなりすぎないよう、冷却水をなるべく切らさずに穴を開けていきます。
力加減

穴を開ける時の力加減は『押しつけるような力』はあまり加えず、ドリルをまっすぐに持つよう心掛けて作業していきます。
また『5分~10分程度かけるつもり』で、途中に休みを入れても良いので急かずに作業するようにします。
完成

あとはドリルが貫通して穴があいたら完成です。
穴あけ作業終了後は『小さなガラスの破片』が発生していることもあり、刺さると出血する恐れがあるので、十分に清掃なども気を付けてください。
捨て板を当てない場合はガラスが飛散しやすいので、その場合は『養生テープ』などを穴をあける位置の裏側に貼っておくとガラスの破片を多少回収してくれます。
ダイヤモンドコアドリル
小さい穴を水槽にあける場合

ちなみに『エアチューブ用』などの小さい穴を水槽にあけたい場合はルーターがあると便利です。
ルーターでの穴あけ作業も基本は同じで、『ダイヤビット』を使用して『水で冷却』しながら『回転速度はゆっくりめ』で作業します。
ルーターでの詳しい作業はこちらで紹介しています。
↓ルーターでのガラスの穴あけ作業↓
フレーム水槽に穴をあける

次はフレーム水槽に穴をあける方法について紹介します。
ここでは水槽の底面が『樹脂製』のものを対象にします。
使用する道具

ここで使用する道具は『ホールソー』と『電動ドリル』です。
ホールソーは木工用で穴あけ可能です。
ホールソー
穴をあける位置

フレーム水槽での注意点は裏向けにすると『補強』が入っていることがわかります。
なので穴をあける位置は『補強の筋から外す』か、穴あけ位置だけニッパーなどで『補強をカット』して平らにしておきます。
また穴あけ位置はガラス水槽同様で端にしすぎないように気をつけます。
穴あけ

穴あけの位置が決まったら電動ドリルを強く押しつけないようにホールソーで穴をあけていきます。
完成

これでフレーム水槽の穴あけ完成です。
アクリル・塩ビ水槽に穴をあける

ちなみに『アクリル』や『塩ビ』の水槽に穴をあける場合もフレーム水槽と同様のホールソーで穴あけ可能です。
ホールソーは『水槽台への穴あけ』や『ウールボックス製作』など様々な場面で必要となることが多いのでセット品でも良いので1つ持っておくと役立ちます。
ホールソー
最後に

水槽への穴あけは『初めての人』にはハードルが高いように思えるかもしれませんが、『使用する道具』と『方法』が分かっていれば失敗することはほとんどありません。
穴あけができればどんな水槽もオーバーフロー水槽に使えるようになるため、コストを押さえたい人にとっては『台座の自作』と合わせて『マストなDIY』となるでしょう。
以上、水槽への穴あけDIYについての紹介でした。
それではよいアクアライフを。
↓台座のDIYはこちらで紹介します↓
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