トリマーテーブル『自作中』のJIROです!
色々模索しながら製作してるため、けっこう無駄な買い物が増えています。
というわけで、今回は供養がてらに買ってみて分かったトリマー用の『昇降機』と『インサートプレート』の相性などについて紹介します。
それではさっそく参りましょう。
昇降機の紹介
まず今回私が購入したトリマー用昇降機を『2つ』紹介します。
もちろん最初から2つ買ったわけではありません。
どちらもマキタのM373などの『64mm~66mm』のトリマーを掴むことができるタイプですが、訳あって後で購入しなおしました。
昇降機が下がってくるらしい
当初はこのタイプの昇降機に目を付けてトリマーテーブルの自作に乗り出したのですが、購入後に気がかりなレビューがあることに気づきました。
それは作業していると徐々に昇降機が下がってくるとのレビューがいくつかあって、手に取って見ていると確かに振動で昇降機能のネジが緩んできそうな気がしてきます。
で、取り付けてから「やっぱり変更したい!」と思っても面倒なので、もっと良いやつがないのか探してみた結果、次の昇降機に辿り着きました。
昇降機その1
下がってこないと謳っている昇降機
次の昇降機は【サイズ的】には先ほどの物とほぼ同じスペックになっていますが、先ほどのものより『昇降するネジが太く』て『スプリング』も入っており、作業してても下がりにくくなっているようです。
※こちらの昇降機は便宜上ここではスプリングタイプと呼称します。
強い力を掛けて何回も作業していたらわかりませんが、先ほどのものより後発*っぽいので恐らく改善されているのだと思います。
※Keeperでみた限り、自分が購入した時はAmazonに登録されて数日目だった
昇降機その2
インサートプレートとの相性
この2つの昇降機は取り付けサイズなどはほぼ同じなのですが、『違う点が1つ』あり、これがインサートプレートとの相性に関わってきます。
それは昇降機能の【高さ調節】するネジの位置です。
インサートプレートの昇降機のネジ穴
インサートプレートには昇降機の高さ調節用のネジ穴が既についているタイプがあります。
つまり、この『ネジ穴がついてるインサートプレート』の場合は、昇降機側とネジの位置が合っていないと、残念なことになってしまうわけです。
位置を調べた結果
で、結論からいうと『昇降用のネジ穴付き』で自分の購入したインサートプレートではスプリングタイプの方にネジ穴が合っていました*。
つまり、『スプリングタイプ』は昇降機が下がりにくくもなっているし、ネジ穴も合ったので個人的には完璧なバージョンでした。
※もちろんスプリング無しタイプにネジ穴があっているプレートもあると思います。あと後述しますが、ちょっと合っているか怪しいプレートもあります。
インサートプレート別のスプリングタイプとの相性
ただしスプリングタイプが良かったとは言いましたが、実際に取り付ける際にはインサートプレートによっては加工が必要な場合もありました。
そこで参考までに自分が購入した中からインサートプレート別にスプリングタイプの昇降機との相性について紹介します。
穴無しプレート
まずこのネジ穴無しのインサートプレートについてです。
このプレートで昇降機を使う場合は当然『昇降機用のネジ穴を作る』必要があります。
また昇降機用のネジが『謎の四角い穴』に合うかとも思いましたが、ここはギリギリでネジが回せないくらいに被ってしまいます。
つまり、このプレートでスプリングタイプの昇降機を使用する場合には『新規に1つ穴をあける』か、『四角い穴を少し拡張する』必要があるというわけです。
…相性★★☆
穴無しプレート
穴ありプレートだけど拡張が必要
次はこちらはネジ穴ありのインサートプレートについてです。
このプレートは見た感じでは『ネジ穴の位置は合っていそう*』なものの、ネジ穴の大きさが足りないため拡張する必要があります。
※注意:ドリルで拡張したらちょっとズレたので、実は微妙に合っていないのかもしれません。
また昇降機取り付け用の『4点のビス』についても、位置は合っているものの穴のサイズが細くて昇降機側の純正ネジが通らないため、こちらも拡張が必要になります。
つまり、このプレートでスプリングタイプの昇降機を使用する場合には計5点の穴の拡張が必要になってきます。
あと場合によっては取り付けねじなども変更も必要になります。
…相性★☆☆
穴ありプレート
無加工で取り付け可能なプレート
最後はこちらの『集塵機取り付け可能なフェンス』や『マイタースロット』、『マイターゲージ』がセットになったインサートプレートについて紹介します。
このプレートだと全て無加工のままスプリングタイプの昇降機が取り付けられました。
フェンスやマイターゲージが少しショボいのが難点ですが、スロットなどもあるので天板を作らずにボディだけ用意すれば直ぐに使えるので、小さなトリマーテーブルで良い場合は良さそうです。
…相性★★★
セットのインサートプレート
終わりに
というわけで以上、昇降機とインサートプレートの相性についての紹介でした。
ちなみに私の場合は5点拡張が必要なタイプのプレートでトリマーテーブルを製作することにしました。
少し手間はかかりますが、既に正しい穴があいているので拡張それほど苦ではないと思ったのと、このプレートには『水平・高さ調節用のイモネジが標準装備』されているので最終的に採用に至りましました。
ただ実際に昇降用のネジ穴部分を拡張してみると途中でズレたのか、あるいは元から実は微妙にズレていたのか結構苦戦しました。もう一枚買ったやつが届き次第(多分1ヶ月後くらい)ちゃんと確認したいと思います。
というわけで、引き続きトリマーテーブルのボディ作りにも励んでいきたいと思います。
それではよいDIYライフを。
昇降機スプリングタイプ
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