アルミアングルのカット加工!初心者でも正確に切断するDIY解説!

JIROです!

今回は初心者向けにアルミアングルを切断・カットする方法ついてのDIYを紹介します。

それではさっそく参りましょう。

アルミアングルの切断・カット

まずアルミアングルを切断するための工具には卓上丸ノコが便利です。

卓上丸ノコは部材をバイスで固定しながらカットできる電動工具で、アングル以外でも『長物』のカットに向いている工具です。

また今回は部材がアルミなので丸ノコに装着する刃も『アルミに対応』している刃にしておきます。

丸ノコの刃

切り出しサイズの目安

そしてカット作業では、まずアルミアングルを切り出したい長さに『目印』をつけておきます。

目印はキズをつけてもいいですし、目立たないよう『サインペン』などで小さく点を打つだけでも構いません。

ここでの目印は目安なので神経質にならず大体の位置で構いません。

※カット後に目印を残したくない場合は少し余裕を持って1mmくらい長めに目印します。

アルミアングルの位置調整

そしたら丸ノコと目印が大体合うくらいの位置でアルミアングルがへの字になるように、まずは卓上丸ノコのバイスで軽く『仮固定』します。

アルミアングルをメジャーで確認してカットする

アングルを仮固定したら丸ノコを回転させずに降ろして、メジャーを刃に当てながら切り出す長さを正確に微調節します。

メジャーを当てるときは丸ノコの『刃先が出っ張っている部分』に当てて切り出す長さを測ります。

またこの時にメジャーを歪めたり斜めの状態で測ってしまうと『誤差』が生じるのでアングルの角などに沿ってまっすぐにして測ります。

そして『長さ調節』ができたら、後はバイスでしっかり固定してカットしていきます。

バイスで固定する時は『アルミは柔らかい』のでバイスで固定する時に締め上げすぎると変形することがあるので気をつけます。

メジャーで切り出し幅を再確認するのは、『目印のみでカット』すると刃の厚みなどによりミリ単位の誤差が出やすいためです。慣れてきたら目印を付けず、いきなりメジャーで実寸を測って作業してもOKです。ただ、長いものの場合は手間でも目印を付けた方が作業しやすいこともあります。

誤差が生じる場合

今回の方法は目視に頼るので人にも寄りますが、恐らく誤差は0.1mm~0.3mmくらいの範囲で収まるようになると思います。

ただ、もしそれ以上の誤差が毎回出るような場合は『メジャー(コンベックス)』自体がおかしいケースも考えられます。

ほとんどのコンベックスは『押して測る場合』と『引いて測る場合』でも同じ長さではかれるよう、爪の取り付け部分は爪の厚み分だけ遊びがありますが、JIS1級品でもこの遊びの幅が『微妙にズレている』ことはけっこうよくあります。

そうなると今回のように『押して測ってカット』して『爪で引きながら測る』と絶対にズレが生じてしまいますし、そもそもコンベックスがその状態だと同じ長さの物でも測り方によって長さが違うということが起きてしまいます。

なのでコンベックスは信頼出来るメーカー品を購入して、あとは個体差もあるので念のため実物でチェックしておくのがオススメです。

メジャーコンベックス

二枚重ねてカット

ちなみに2本のアルミアングルを同じ長さに切り出したい場合は『重ねてカット』することも出来ます。

重ねてカットすればズレなく同じ寸法のアルミアングルが簡単にできあがります

Point:カット中にアルミアングルがずれないようクランプなどでしっかり固定しておきましょう。

クランプ

おわりに

というわけで、以上アルミアングルのカット方法についてでした。

今回紹介した方法でカットすればDIYレベルでは困る誤差が出ることはほとんど無いと思います。

それ以上に精度を出したい場合は削るなどして微調整をするような方法が良いかもしれません。

それではよいDIYライフを。

卓上丸ノコ

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