
水槽だけでなく、濾過槽もなるべくキレイに保ちたい。
そんな気分。
ろ過槽でガンガンエアレーションをしたいのですが、エアレーションは水槽回りを汚す要因の1つでもあります。
なのでエアレーションをしても、水が飛散しないためのアイテムを用意します。
というわけで、tottoのバルブストッパーのパチモン作りに励みます!
バブルストッパーってどんなの?

tottoのバブルストッパーとは画像引用でご説明させていただくとこんな感じの商品です。
作りは簡単そうなので、これと同じものを作ってみてもいいのですが、今回は濾過槽ならではにアレンジしたものを自作します。
そもそも濾過槽にバブルストッパーいる??

濾過槽は蓋をつければ、そもそもバルブストッパー要らなくね?っと思ったりもしますが、これをご覧ください。
長年、フタの直下でエアレーションをした結果、少しでも隙間が空いていると飛散して周りがめちゃめちゃ汚れました。(もちろん私の掃除不精が主な原因です)
蓋を毎回きっちり閉じたり、ちゃんと定期清掃していればいいのですが…
3年くらい放置したらこうなりました( ´Д` )
いずれにせよキレイに保つためには定期清掃は必要ですが、根源のエアレーションの飛沫を断てば少しは汚れにくくなるはずです。
にしても、これは汚れすぎ。お目汚しごめんなさい。
そもそもエアレーション要る?

今回の濾過槽は落水する勢いを利用した流動ろ過の為、既にかなりの曝気されています。
エアレーションしなくても問題なさそうですが、エアレーションは多くて困るものでもないので、万一に備え、先に作っておきます。
バブルストッパーの自作イメージ

本家はとてもシンプルな設計ですが、私のつくるパチモンはどちらかというと底面フィルターのイメージです。
この構造だと水位が下がるとすぐに底面フィルターと同じように外に水泡がでてきますが、濾過槽内の水位の変わらない槽で使用するので問題なしです。
キスゴムなどで固定するのは面倒なので、今回は自立するように作ります。
つまり所定の水位でしか使えない、汎用性皆無の専用バブルストッパーモドキです。
バブルストッパーモドキの製作
バブルストッパーモドキは塩ビ板で製作します。
塩ビ板の切り出し

塩ビ板をスライドソウを使って切り出します。

こんな感じでパーツを切り出しました。
スライドソウ
塩ビ板の組み立て

切り出した塩ビ板に空気穴をあけ、塩ビ板を適当に組み立てつつ接着剤を流し込みます。
接着剤の流し込みに使用した針とシリンジはいつも通り、ブログ『おいらの○クアリウム』さんからの受け売りのペアです。
シリンジ
針
接着作業

ちょっと時期が寒くて接着剤の反応が悪いのか、はたまた違うメーカーの塩ビ板が混ざっているせいか、いつもより接着に時間が掛かかりました。
もう大丈夫かと思って動かすと外れたり、なかなか接着せずストレスだったので、ハタガネ事務所総出で押さえつけてやりました。
ハタガネやクランプ類は快適に作業するのに役立つ事が多いので個人的に好きな道具です。
ハタガネ
バブルストッパーモドキの完成

そんなこんなで、目立たないようにとか、汎用性だとかをまったく無視したバブルストッパーが誕生しました!
全長、高さ26cm巾16cm也。
けっこう大きいです。

でも本当は濾過槽の幅(45cm)に合わせた、さらにバカデカイを作りたかったんですよね…
しかし、材料費が跳ね上がるのと、濾過槽の澱を吸出す時に邪魔になりそうだったので、渋々このくらいのサイズで抑えました。
バブルストッパーモドキにエアストーンを設置

エアストーン(15cm)を設置しました。
なかなか気持ちよく収まってくれます。
ちなみに今日からしっかりエアレーションできるよう、エアストーンは前日から沈めておきました( ˆωˆ )
エアポンプは静かだと定評のある水心。
ただ我が家は既にかなり騒がしいので、静かである必要性があまりないです (-∀-)

材料費

エアポンプは家にあまっている中古を使えばもっと安く済むのに、出来心で新たに買ってしまいました。
こうやって数字でみると、いつも無駄な出費は後悔するのですが、自作を考えている時はついつい財布のひもが緩みポチってしまいます。完全に悪癖です。
バブルストッパーモドキの設置
自作したバブルストッパーやエアポンプもろもろ設置していきます。
エアポンプ

エアポンプは逆流防止も兼ね、電源ラックの上に置いて高さを確保しました。
ここはサンプより高い位置なので、万一のことがありません。
エアホース

エアホースは目立たないよう、水槽台の梁に適当に這わせました。
バブルストッパー稼働!

設置したバブルストッパーをさっそく稼働させました。
すべて想定どおりで、何一つ不満はないのですが、目視では水の排出がわからないので、くっそ地味です。
パッと見、なにしてるのかよくわかりません( ´Д` )
まぁ実際ここでエアレーションしたからといって魚たちのいる水槽内にどの程度の効果をもたらすかは謎なのですが、私の気が済んだので良しとしましょう ( ̄∀ ̄)
バブルストッパーモドキの感想

マリンアクアリウムで見かけるプロテインスキマーのようなカッコイイ器具には程遠いですが、自作バブルストッパーを濾過槽に追加することによって、少しだけロマン値がアップしたような気がします。
ただ、やっぱり濾過槽の幅に合わせて、カートリッジを装着するようなフィット感で作った方がロマンがあったな~と思ってしまいます。
とはいえ、実用性を考えたらやっぱり大きさはこんなもんでしょう^^
というわけで、今回もかなり自己満足感高めのDIYでした!
ではまたまた!
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バブルストッパー
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