ヒバカリの飼育方法!日本の小さな蛇の飼い方の紹介!

JIROです!

今回は3年目となる我が家でのヒバカリの飼育方法について紹介します。

それではさっそく参りましょう!

飼育用品

まずヒバカリ飼育に使用している主な飼育用品は『ケージ』と『水桶』です。

あとヒバカリに安心して生活してもらうために、『シェルター(隠れ家)』になるようなものも用意しています。

ケージ

飼育ケージはコンテナをDIYしたものを使用しています。

フタは通気性を重視してトリカルネット(鉢底ネット)を取り付けています。

※コンテナのDIYはこちらの記事のように作っています。

↓コンテナDIYの参考記事↓

大きさ

ケージの大きさは45L程度のものを使用していますが、飼育するだけならもう半分くらいの大きさでもできると思います。

コンテナ

水桶

水桶は『エサ場』であったり、ヒバカリの水分補給のために用意しています。

水桶は換水しやすいよう片手で軽く持ち上げられる程度のサイズにしています。

シェルター

シェルターはヒバカリのストレスをなるべく軽減させたいで設置しています。

ヒバカリにとって居心地の良い場所を選んでもらえるように、シェルター候補は複数用意しています

ポトス

第1のシェルターは『ポトス』です。

水やりをするので湿り気がある自然的な草の茂みによるシェルターです。

Tips:ちなみに我が家のヒバカリはポトスがお気に入りのようで、冬の間もココでとぐろ巻いて過ごすことが多いです。

ポトス

土とブロックを入れた鉢

第2のシェルターは巣穴を作れるように『土とブロックを入れた鉢』です。

水やりをしないので乾いた環境です。

ブロックは隙間ができるように少し浮かせています。

巣穴

鉢に入れた土には穴を用意しておきました。

自らも穴を掘るのが得意のようで、ヒバカリが穴の出入り口を勝手に増やしています

Tips:鉢には巣穴が崩れにくいように骨格になりそうな流木などを埋めています。

鉢の下

他には『鉢の下を底上げ』して潜り込めるようにしています。

ほとんど使用されませんが、ケージ内の表面積が多い方がヒバカリも広く感じるかもしれないと思い継続しています。

メンテナンス

我が家でのレイアウトはメンテナンスしやすいようすべての物が取り出せるようにしています。

糞の掃除

糞の掃除はケージ内に敷いた新聞紙を交換する事で行っています。

基本は週一で取り替えて、ケージも水で軽くすすぎ洗いをしています。

Tips:脱皮前など食欲の落ちる期間で、あまり汚れなかった場合はそのままにしたりもします。

水の交換

水の交換はオタマジャクシなど生体を入れている時はほぼ毎日交換*しています。

何もいなければ2~3日は放置しています。

※エサの補充と合わせて換水

Tips:水生の生き餌を入れることも多いので、水はカルキを抜いています。

カルキ抜き

エサ

我が家でのヒバカリの餌オタマジャクシ・ヌマガエル・ドバミミズ・アマガエルなどです。

私の場合、田んぼで入手しやすいヌマガエルを与えることが多いです。

お店で購入する場合は、ウキガエルや小赤なども餌になります。

Tips:脱皮が近くて食べないこともありますが、同じ餌に飽きて食べなくなる時もあるので、その場合は餌のバリエーションを変えてみて下さい。

エサに危険なレイアウト

ヒバカリのエサは水場を必要とする生体が多く、水桶の仕様がエサの寿命を左右することがあります。

例えば魚の飛び出し防止のために『高い壁』の水桶にすると、カエルをエサに入れた時に水辺に気づけずに干からびたり、ヌマガエルなどの壁を登るのが苦手なカエルは一度入ると出られずに溺れ死んでしまうことがあります。

エサにやさしいレイアウト

ヒバカリを飼育する場合にエサにも優しいレイアウトにするなら、水辺との壁が無いようにするのがベストだと思います。

また水深を深くする場合は足場などを用意しておきます。

そうすれば、カエルが水辺に気づけずに干からびたり溺れることは少ないですし、魚やウキガエルなどが万一飛び出しても壁がないので水辺に戻れる可能性があります。

Tips:アクアテラリウムだと普通の形ですが、水桶を使う場合は土に埋めたりしないといけないのがちょっと難点です。

ミミズ専用の容器

ミミズを与える時は普通の容器だと登って脱出して干からびたり、土に入れると潜ってしまって所在不明になるので、小さいプラケをDIYした脱出できない容器を作っています。

ミミズを与える時だけ、容器に薄く水を張って置いています。

ミニケース

飼育管理の年間スケジュール

次は参考までに我が家での年間通しての飼育のイメージを紹介します。

夏~秋

夏の管理はよく食べて糞をするので、ほぼ毎週掃除をしています。

特に暑い日であれば、部屋に居ない時も冷房で室温を下げています

秋は絶食期間が長くなる冬に備えて沢山食べて欲しいのでエサを切らさないようにしています。

暖かい年は12月近くまでエサを食べることもありました。

冬は寒くなって室温が15度以下くらいになると食べることがほぼありません。

室内やケージには暖房やヒーターはつけずに冬を過ごします

部屋の最低気温は10~13度くらいですが、冬眠することなく動いている姿を見かけます。

冬は糞もほとんどせず、たまに水を替えするくらいなので管理がとても楽な時期です。

Tips:この時期でも手に入る餌用のウキガエルを水桶に入れていましたが、食べることはありませんでした。

春になり、室温が18度~20度くらいになると活発になってきます。

ただ動き出してもすぐに食べないこともあります。

3月、4月はヒキガエルなどのオタマジャクシを中心に餌やりをしています。

Tips:オタマジャクシの量は一日10匹程度から始めて、多くなると40匹程度食べます。

脱皮について

ちなみに飼育2年目の脱皮回数は6回で、頻度はエサを食べる期間中に1ヶ月~1.5ヶ月に1度くらいのペースでした。

成長と共に脱皮回数は減っていくようなので、3年目はもうちょっと減ると思います。

失敗した時の話

実は以前も一度ヒバカリの飼育をした事があり、その時は冬を越した後にエサに手を付けずに死んでしまったことがありました。

その時は水桶にウキガエルや小赤などを入れていましたが、結局食べることはありませんでした。

私の飼育方法の場合、冬明けにエサを食べさせられるかどうかがポイントになっている気がしています。

冬の後は気温もまだまだなので、消化に良さそうなオタマジャクシや嗜好性の高いアマガエルなどを用意した方がヒバカリの食欲が湧いて良いのかもしれません。

おわりに

私自身もまだまだヒバカリの飼育に自信はありませんが、『ヒバカリがよく食べるエサ』と『安心できる環境』を用意できれば良いのかと思っています。

ヒバカリは10年以上飼育している方もおられるようなので、私も長い付き合いになれればと思っています。

それではよい爬虫類ライフを。

↓ヒバカリのアクアテラリウムをレイアウトしてみました↓

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