アクアテラリウムで水を分水器で循環させる方法ベスト3!

アクアテラリウムやパルダリウムの分水方法はいくつかあります。

その中で一番育成が簡単なのが、モーターで水を汲み上げて陸地へ分水する方法です。

そして恐らく、もっとも使われている方法です。

しかし、実は水をモーターで汲み上げる方法といっても、大まかに3つの方法があります。

ここでは3つの方法を水中モーター方式、外部フィルター方式、オーバーフロー方式という形でご紹介していきます!

水中モーター方式

生体のいる水槽内に水中モーターを沈めて陸上に分水するやり方です。

底面フィルターと直結する形が良く見られます。(底面フィルターはなくても可)

アクアテラリウム用のセットでもよく販売されている形なので、とても始めやすい方法です。

必要なもの

  • 水中モーター
  • 底面フィルター(任意)

コスト:¥2,000~¥4,000

メリット

手軽さとコスト面で優れています。

また底面ろ過にすれば、そこそこの濾過が期待できます。

デメリット 

最低水位が水中モーターの高さになるので、多少の水位が必要になります。

水位を一定に保てないので、水位が下がっている時に水あか汚れが目立ちます。(キレイに維持する為には、こまめに清掃や足し水が必要。)

電源コードが水槽をまたぐので、スッキリとしたレイアウトだと気になったり、フタが少し付けづらい面があります。

水中モーター方式のまとめ

水中モーターシステムでアクアテラリウムをする

メンテナンス性や水位の自由度、コードが水槽を跨ぐなどデメリットもありますが、コストや手間が少ないので一番導入しやすい方法です。

まずはここから入ってみて、気になる点があれば自分なりに改善していくのもおススメです。

外部フィルター方式

アクアリウム用の外部フィルター(サイフォンの原理で排水)を使用します。

底面フィルターを敷いて、外部フィルターの排水パイプに直結させることもできます。

専用のセットがあるわけではないので、自分で考えて工夫する必要がありますが、難しいこと事はありません。

※水中モーターを水槽内に入れるタイプの外部フィルターの場合は、水中モーター方式と外部フィルター方式のデメリットを併せ持つ事になります。

必要なもの

  • 外部フィルター(サイフォン式)
  • 底面フィルター(任意)

コスト:¥7,000~¥20,000

メリット

外部フィルターなので、濾過槽のメンテナンスが可能で、底面フィルターと繋げた場合は、より強力なろ過になります。

また外部フィルターを底面フィルターに直結した場合、水中モーター方式より低い水位のレイアウトが可能

全体の水量を増やす事ができるのも魅力です。

デメリット 

基本的に水中モーター式よりコストが掛かかります。

底面フィルターとの直結は多少工作が必要になる場合もあります。(エーハイムであれば、底面との直結が純正品であるので便利です。)

レイアウト次第ですが、パイプやホースが水槽をまたぐので目立ちます。

フタをする場合も都合が悪いですね。

水中モーター式と同様、水位が一定を保てないので、水位が下がっている時に水あか汚れが目立ちます。

外部フィルター方式まとめ

外部フィルターシステムでアクアテラリウム

外部フィルターでアクアテラリウムをするのは、どちらかというとマイナーな方法かもしれません。

外部フィルター方式は水槽全体の水量を増やしたり、メンテナンス性が良い一方で、パイプが水槽を跨ぐので少し目立ちます。

単純にアクアリウムの水位を少し下げただけのアクアテラリウムであれば、相性は良さそうです。

わざわざ外部フィルターを購入してアクアテラリウムを始める必要性はあまりないかもしれませんが、手元に余っている場合は試してみるのもありだと思います!

エーハイム底面直結フィルター

オーバーフロー方式

オーバーフロー水槽を使います。

専用のセットなどがないので、ある程度の工作が必要になります。

オーバーフロー水槽は初心者には少し敷居が高いのですが、アクアテラリウムはとても相性の良いです。

必要なもの

  • オーバーフロー水槽一式

コスト:¥4,000~?????

オーバーフロー水槽で最低限必要なのは濾過槽と水中モーターと配管です。

オーバーフロー水槽は自作すればコストはある程度抑えられますが、市販品だけで揃えると一番コストがかかる方法です。

メリット

外観がすっきりします。(コードやパイプなどが水槽をまたがない。蓋もしやすい)

配管を埋めれば、ほとんパイプ類も隠すこともできます

3つの方法の中で水位は一番低くすることができます。

メンテナンス性、ろ過能力が高く、水量が確保できます。

水位が一定なので、水位の水アカが目立ちません

デメリット

コストが高く、手軽に始められません。

またメリットの水位が一定というのは、逆に水位を変えられないので、レイアウトを作ってみて、水位を変更したくなってもできない事にもなります。

レイアウト時の注意

ポンプの水量にもよりますが、水位はオーバーフロー管より少し上になるので、それを計算してレイアウトする必要があります。

オーバーフロー方式のまとめ

オーバーフローシステムでアクアテラリウム

オーバーフロー方式は始めるまでに、時間とコストがかかりますが、後からの手間が少なくなります。

水位の変化がないのが、地味に効いてきます。

レイアウトも一番自由度が高く、不要なものが見えずらいので、外観上も一番有利です。

またアクアテラリウムでは飼育する生体にフタが必要な場合が多々ありますが、水槽に何もまたがないので、フタをするのにも好都合です。

おすすめの循環方法は?

最後におすすめの方式についてです。

初めての方であれば水中モーター方式は参考例がたくさんあり、アクアテラリウム専用のセットがあるのでおススメです。

個人的に辿り着いたベストな方法

自分がアクアテラリウムに必要なシステムを求めた結果はオーバーフロー方式でした。

コストと稼働させるまでに時間が掛かりますが、それを超えるメリットがあると感じています。

少し手間とコストが掛かりますが、興味があるかたは是非一度お試しください!

それではよいアクアライフを!

アクアテラリウムセット

分水器

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