
製作中の自作水槽台にあると便利なパーツを取り付けます。
といっても、今回は主に配線やキャビネット内に取り付けたいものを支援するパーツが中心です。
地味な存在ですが、やっておくと後々キャビネット内の仕上がりに効いてくるやつですね!
後からでもよいのですが、天板などを取り付けた後だと設置しづらいものもあるので、とりあえず予想出来る範囲でやって行こうと思います。
モール
普段からDIYしてる人ならおなじみのモールです。
モールとは配線の固定と保護・隠蔽が出来る筒状のカバーです。

好きなサイズにカットして使用します。
これで配線すれば見た目すっきりで、かつ配線の保護にも一役買います。
両面テープでの接着が多いのですが、私はなるべくノリで貼りたくない性分なのでビスで固定しています。
モールのカット

今回は水槽台の黒い部分に使用するので黒いモールを選択。
モールのカットはハサミでもいいのですが、オーバーフローの配管時にお世話になる塩ビカッターを使っています。
割ときれいにカットできます。
モールの取り付け

ろ過槽を置く水槽の奥の角にL字に設置しました。
オーバーフロー水槽の濾過槽で使うポンプの配線を通す予定。
水槽台の配線のごちゃ付きを軽減させるための心強いアイテムです。
コーナーはイリズミを被せる

モールの角で途切れている部分はイリズミを被せます。
ホームセンターにイリズミの黒がなかったので、白色を買ってスプレーで黒に塗装します。

塗装が密着するかわかりませんが、脱脂してラッカースプレーでブラック艶消しを塗装しました。

イリズミを塗装後設置しました。
目立たなくなってめでたしめでたし。
ナイロンクランプ

配線をすべてモールに収納できればよいのですが、ちょっと引っ掛けたいだけの配線などもでてきます。
色々な方法があるとは思いますが私はナイロンクランプを使います。
ナイロンクランプの便利な固定方法

普通はコードなどを通してからネジ止めするのですが、後からも追加で配線を固定したいのでネジを下側だけ止めて設置します。
この状態で取り付けます。
後から配線の取り出しや追加も容易にできて、ビスで止めているのでしっかり保持してくれます。
その他の配線固定パーツ

その他にもホームセンターの電設資材コーナーには色々な配線パーツがあるので参考になります。
見てるだけでもけっこう楽しいコーナー( ̄∀ ̄)
レールを設置

自作水槽台は大抵この溝のようなスペースが出来ます。
ここにL字のアルミアングルを両サイドにつけてレールを作っておきます。
あとは何かしらをレールに引っ掛かるように設置すれば位置調節なども簡単です。
空いたスペースを有効活用できるのでお気に入りです。
今回は後から照明とファンを設置する予定です。
レールの自作

溝の両脇にアングルを付けるだけでなので簡単です。
アルミアングルにビス用の穴を作ります。
アルミに穴をあける時はポンチを打っておくとドリルの刃がすべりません。

穴をあけたら水槽台の溝の両脇にビス止めします。
これだけで完成です。

シンプルなDIYですが、後々役に立ってくれるはずです。
新潟精機センターポンチ
レールにファンを取り付けた例
過去の製作からレールにファンを取り付けた例をご紹介します。

PC用ファンをレールに乗せています。
斜めから入れて、まっすぐにすればファンが落ちてこない幅に設計しています。
出っ張らずに設置でき、位置調節も取り外しも簡単なので気に入ってます。
ちなみにファンの向こうの溝には蛍光灯を仕込んでポトスを育てています。
洋灯フック

紹介するほどでもないですが、エアポンプを引っ掛けたり、コードも引っ掛けて保持できます。
おすすめのフックはビニールで保護されているタイプです。
ステンレス製などであればわかりませんが一般的によくある金属タイプのものはサビた経験があるのでビニールで保護されてるもののほうがオススメです。(今回はまだ取り付けていませんが必要であれば取り付けます。)

水槽台の奥深くに吊り下げられたエアポンプ。
この時は奥深くに設置しすぎて交換がしづらかったので、位置的には失敗でした(笑)
天板取り付け金具

便利なパーツというわけではないですが、水槽台の見た目がきれいになるパーツですね。
以前は水槽を置けば見えないからと、天板の上からビス止めしていました。

しかし、最近は裏から適当な金具で固定するようになりました。
結構な無駄金ですが、個人的に天板にビスがないのは気持ちがいいです^^
今回の材料費

今回の材料費です。
溝が多かったのでレール用のアングルで費用が膨らみました。
あと天板用のL字金具が高級品でしたね。
反省。
作業終了

今回は特に天板をつけた後だと設置しにくい、レールや金具を中心に作業しました。
電源類を設置する時に、再度取り付けて行こうと思います。
地味なことばかりですが、これから這う配線や器具を想像しながら取り付けていくので個人的にはとても楽しい作業でした!
購入した既製品のキャビネットに穴をドンドンあけるのは躊躇いますが、自作したものであれば遠慮なく加工できるのがいいですね!
ではまた!
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