JIROです!
前からちょっと気になっていたアカシア集成材を使って棚を作ることにしました。
アカシアは見た目が『カッコイイ集成材』なので、なるべくオシャレになるようビスが目立たないように製作していきます。
それではさっそく参りましょう。
アカシア集成材とは
まず使用するアカシア集成材についてですが、よく見かけるパインなどの集成材に比べると、こんな感じで『木の濃淡』が印象的な材料となっています。
混ざりきっていないカフェラテのような色合いで、塗装をしなくても『雰囲気がある』のが魅力的です。
ただ、アカシアはパインと比べるとずっと『硬い木』になるので製作時には割れなどに気をつける必要があります。
棚の構造・設計
で、今回製作する棚のイメージはこんな形になります。
『サイズ』としてはW50cm×D40cm×H70cmくらいで、この棚には水槽を置く予定なので、ある程度『強度を高く』作っていきます。
また棚の片側には小物を置ける『サイドボード』を設計しています。
棚の切り出し
今回の棚の材料費は1820×400×1.5の板が2枚と+αでトータルで大体『10000円』くらいになりました。
材料をすべてアカシア集成材から切り出しているので、パイン材などに比べると『ちょっと高めの材料費』です。
また木材カットについては自分でやると大変なので『購入した店』でカットしてもらっています。
棚の組み立て
今回はカットが済んでいるので、あとの組み立てに使う工具は基本的に『電動ドリル(インパクト)』だけとなります。
あとは必要に応じ、適当なクランプ類も使用していきます。
上部の枠をつくる
それではまず『画像のオレンジ色』で示した棚の上部の枠から作ります。
この枠を組み立てる時は天板を置く面を床に向けて水平を確保しつつビスで止めていきます。
ビスは先に『下穴』を作ってから打っていきます。
TIPS:下穴を作る時にドリルが止まる場合は、ドリルについた木屑を取り除くと刃が進みます。
上部の枠が完成
で、こんな感じで上部の枠が完成しました。
ここでは表にビスを出さない工夫として、最終的に表に出る部分は『化粧板』のようにアカシア集成材を貼って裏側からビス止めしてます。
下部の棚の枠を作る
次は下部の枠(画像オレンジ部分)を作ります。
下部の枠も基本構造は上部と同じですが、一部を『背板』に交換します。
背板を付けた枠
で、完成した下部の枠の出来上がりはこんな感じです。
さきほど同様の理由で背板も内側からビス止めしています。
脚にサイドボードをつける
そして次は『脚に使う集成材』にサイドボードを先に取り付けておきます。
サイドボードの取り付けは脚の内側からビス止めするだけです。
サイドボード
そして実物の出来上がりはこんな感じです。
ちなみに棚の組み立てる前にサイドボードを脚に取り付けた理由は『サイドボードの位置』と『棚の枠の位置』を合わせたので、後からだとサイドボードを内側からビス止めできないためとなっています。
脚を組み立てる
そして先ほど作った『上下の棚枠』と『脚』を組み立てていきます。
ずれないよう気をつけつつ、上下の棚枠を挟むように脚を取り付けていきます。
脚も内側からビス止め
ここでは脚を固定するビスについても今回は全て『内側』から打っていきます。
ビスは棚がグラつきにくくなるように『1箇所につき上下に2本』という形で、この棚では片側につき3箇所ビスを止めておきました。
脚と枠の取り付け完了
という感じで、脚と枠を取り付けができました。
背板の固定
そして背板についても固定しておきます。
背板は下側部分のビスだけでもある程度の固定されていますが、画像の部分にもビスを打っておきます。
斜めからビスを打つ
で、この部分に関しては『ポケット』を作って内側から斜めにビスを打ちました。
この作業ではポケットホールジグを使っています。
これがあると色々な場面でビスを隠しながら打つことが可能になるのでとても便利になります。
ポケットホールジグ
↓ポケットホールジグの使い方↓
天板をつける
あと天板や棚板の取り付けについては『L字の取り付け金具』を使用しました。
1個38円×8個です。
キャスターをつける
そして最後にキャスターを取り付けます。
地震などで暴走されると困るので、いちおう『ロック付きのキャスター』を対角になるよう取り付けておきました。
完成
というわけで、キャスター付きの棚が完成です。
なかなか良い感じです。
背面から
背面から見るとこんな感じの仕上がりです。
終わりに
『アカシア材が硬い』こともあり、若干作りづらさも感じましたが特に問題ない程度でした。
塗装については、後で『無色のオイル』などを施そうかと思っています。
集成材でも木の種類にこだわるだけで、棚の雰囲気が『ガラッ』と変わるので今後も色々な木材で試していきたいと思いました。
以上、アカシアの集成材を使った棚作りの紹介でした。
それではまた。
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