JIROです!
先日作ったアクアリウムに鉄壁のフタと餌やり器具を作りました。
というわけで、今回は『飛び出し対策』に万全を期しつつ『餌やりも便利』になった水槽について紹介していきましょう。
鉄壁のフタを自作
まず飛び出し対策として、今回のフタは全面をしっかり覆ったメッシュのフタにしました。
普通のガラスフタと違い、隅々までガードしているので飛び出す余地はまったく無い状態です。
フタの作り方は簡単で、まずネジで『アルミアングル』の枠を作り、それに『トリカルネット』をネジで取り付けているだけです。
このメッシュは3mm穴なので、『3mm以下の顆粒状の餌』であればフタをしたまま与えることもできますが、ここからさらに我が家で使用している餌に適した形の改良を加えます。
エサについて
で、我が家がよく使うエサは顆粒状の沈降性フードになります。
そして基本的に水面に浮くタイプのエサはあまり使いません。
というのも、『水面に浮くタイプのエサ』だと飼育している日淡魚たちが『水面にアタック』してきて水槽外へ水が飛び散りやすくなるからです。
しかし、いくら『沈降性のフード』を使用しても、エサを入れた瞬間に魚が反応してきたり、中にはしばらくは浮いてしまうエサも混じっていたりするので、魚の水面アタックを完全に誘発させないことは難しいのが現状です。
しかも今回のような『メッシュのフタ』だと、ガラスのフタと違い外まで水が飛んできやすくなるのでよりエサを沈める重要性が(私の中で)高まります。
餌やり用パイプ
そこで今回の水槽で快適なエサやりするために用意したアイテムがこちらです。
ここでは『餌やり用パイプ』と適当な名称をつけておきましょう。
緑の部分はエーハイムの『ナチュラルオーバーフローパイプのパーツ』を使っていますが、この形状になればなんだって構いません。
パイプの使い方
このパイプの使い方は至って簡単で先ほどのメッシュフタにパイプがささる程度の穴を追加したので、そこにパイプを挿すだけです。
沈降性のエサでも少しは浮く
横から見るとこんな感じでパイプが水中にまで伸びているのがわかります。
(今回の水槽はオーバーフロー水槽で水位が変わることがないため、パイプの長さを短めにしていますが、水位の変動がある水槽だともうちょっと長い方が良さそうです。)
これにより、水面にエサを浮かせることなく『確実に水中にエサを放つ』ことができるため、魚による水面アタックも誘発せずに餌やりが出来るようになります。
②安全な餌やり
というわけで、こんな感じで水槽を『全面しっかりガード』した上に『理想的な餌やり』が出来る状態になりました。
『飛び出される危険が無く』、水面アタックも受けずに餌やりできるので快適です。
フタに穴を用意したことで僅かに飛び出す可能性が上がってはいますが、ただそれ以上に他の面でも『利便性が高く』なりました。
③穴がある利便性
穴があけたことの利便性は例えば『冷凍赤虫』など他のエサをピンセットでつまんで入れる時にも、フタを開けることなく安全に餌やりできます。
水換えにも有効
さらに『フタに開けた穴』は水換えする時にも便利です。
フタをしたまま水を吸い出せるので、水換えする時に魚たちが『ビックリして飛び出す』心配もありません。
水槽内の『ガラス面の拭き掃除』なども水位を減らしてからであれば、飛び出す可能性をグッと減らすことができます。
なので、水換えまで含めると『穴がある』ことによって安全性はトータルで高まっていると言えるかもしれません。
カバーをつけて万全を期した
さらにさらに『穴』から偶然に魚が飛び出す可能性がさらに低くなるよう穴にはカバーも作っておきました。
しかもこのカバーの『ヒンジ部分』は結束バンドで固定したのですが、計らずともこんな感じでカバーを軽くロックしてに閉められるようになりました。
これで万一魚がピンポイントでジャンプしてきても、カバーを突破して飛び出してくる可能性はほとんど無くなったでしょう。
オーバーフロー水槽との相性
また餌やり用パイプでエサを沈下させる給餌はオーバーフロー水槽と相性が良いです。
特にオーバーフロー管による水面からの排水がある場合は『餌が浮いてる』とそのまま『濾過水槽へ排水』されてしまうので、餌を確実に沈降させる餌やり用パイプは役立ちます。
おわりに
というわけで、私のための餌やりがし易く飛び出し対策も万全な水槽についての紹介でした。
フタ作りはなかなか楽しいです。
ちなみにフタ作りについて詳しくはこちらでも紹介しているので、気になる方はご覧になってみて下さい。
それではよいアクアライフを。
↓今回のオーバーフロー水槽部分の製作はこちらで紹介しています↓
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