DIY!爬虫類ケージ用にロック機能付のフタを自作してみた!

小さな蛇『ヒバカリ用』のアクアテラリウム作成中のJIROです!

現在のヒバカリ水槽の状況は『植物の育成待ち』となっているため、その間に爬虫類仕様のロック機能付きのフタを作ってみたので紹介します。

それではさっそく参りましょう。

ワンタッチロックのフタ完成品

まず『完成』した爬虫類仕様のフタはこんな感じになりました。

網の部分は『スライド式』で両側から開閉可能です。

ワンタッチロック

ツマミ部分』が取手とロック機能を兼ねています。

ロックは『キーレスプッシュ式』なので、ワンタッチで施錠・解錠が可能です。

⇒使用したプッシュロックはこちら

網の仕様

網の部分については『湿気』もあるのでステンレス製の金網を使用しました。

また網目のサイズは植物をしっかり育てるために『光の通りやすさ』と『ヘビが脱出できない大きさ』から考えて5メッシュ(網目約4.5mm)を選んでいます。

5メッシュステンレス製の金網

アルミでフレームを作る

フタの作り方については、まずフタのフレーム部分を『アルミアングル(30mm角)』で作っています。

フレームの作り方は水槽のサイズに合わせてアルミアングルをカットして『ネジで固定』するだけです。

Tips:アルミフレームの詳しい作り方やポイントについてはこちらで紹介しています。

ネジについて

今回のDIYでは基本的に固定に使用するネジには『超低頭ねじ(ラミメイトねじ)』を使っています。

理由としては、フタがスライドするので引っかからないよう『出っ張りを少なくするため』です。

そのためフレーム部分では『ネジの頭が内側』になるように取り付けます。

ラミメイトネジは皿モミを作らずに、出っ張りを減らせるのでなかなか便利です。

ラミメイトネジ

レールを付ける

フレームにはスライド開閉のためにレールを取り付けます。

ここではレールとして、『1cm(内側8mm)』のアルミチャンネル(C型)を2つ重ねて接着材でフレームに固定しています。

Tips:近所で入手可能なEレールだと、あとで入れるフタの厚みには不十分だったため、今回はチャンネルを2つ接着してEレール風に使用しました。しかし、よくよく考えたらこの取り付け方だと2つにする意味があまりなく、むしろ強度の面以外ではチャンネルは1つだけにした方がよかったと反省しています。

レールについて

レールの長さはネジの取り付け箇所もあるので、フレームの内寸より少し短めになっています。

またレールの取り付け位置は、レールの脱落防止のために『水槽のフチに載せる位置』にしました。

ただし、そのためフレームに使用するアルミアングルは30mm×30mmと、少し太めのものを使用することにもなりました。

金網のフタ

金網のフタはアルミの『フラットバー』を使って作りました。

フラットバーはステンレス網をサンドイッチにするようにして『超低頭ネジ(8mm)』で固定してあります。

サンドイッチにした理由

ステンレス網をフラットバーで挟んで固定した理由は、まず網が『平織』だったからです。

平織は解けやすくネジで『部分的に固定する』だけだと、いずれ抜けてしまう可能性があるためです。

また金網をカットした先端は鋭いので剥き出しにしておくと、中にいる『生体が傷つく』恐れもあるので、フラットバーで挟むことで安全性を高めてみました。

網のレールへの設置の仕方

レールへ設置する2枚の金網のフタの向き超低頭ネジの頭が向き合うように設置しています。

そしてスライドを閉めた時に『フタが重なる部分』は、フタとフタの間をギリギリまでフラットバーを重ねて隙間を埋めています。

ワンタッチロック

今回のプッシュロックはフラットバーにそのまま上から取り付けています。

ただ、この取り付け方は良くなかったので理由を紹介しておきます。

よくなかった理由

取り付け方が良くなかった理由とは、このキーレスプッシュロックのストロークが短いことにあります。

シリンダーのストロークが短いため、板材の外側から取り付けてしまうと、ロックした時に鍵穴にシリンダーが届かなくなりやすいです。

今回は板材に厚みもあり、鍵穴に届かせるのに苦労しました。

フタの制作時にフラットバーで隙間をできる限り埋めたのは、ヒバカリの脱走防止もありますが、鍵穴にシリンダーが届かなかったのも理由の1つです。

また今回使用したキーレスプッシュロックは非常に便利ですが、犬猫でも解錠できるくらい簡単なので、人によっては安全性でもDIY的にもストロークの長い鍵付きの方がよいと思います。

ストロークの長い鍵付きタイプ

反省点

今回のDIYの反省点としては『カギの取り付け方法』と隙間を埋めるために『フラットバーを多用』してしまったことです。

またフタは45cm程度の幅でしたが、フラットバーに少したわみも出ているので、今後また作ることがあれば『隙間』と『補強』の問題点をもう少しスマートにクリアできればと思います。

終わりに

というわけで、こんな感じで『ヒバカリ用の飼育ケージ』が完成しました。

ここまで来るとすぐにでもヒバカリを入れたい気持ちにも駆られますが、もう少し植物が育つまで我慢します。

ただ理想は『流木にツルがウジャウジャ巻き付いた状態』でしたが、現在の育成状況からしてそこまで待つと『来年の夏』とかに成りかねないので適当な時期に入居させたいと思います。

以上爬虫類用ロック付きフタの自作の紹介でした。

それではよい爬虫類ライフを。

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