JIROです!
今回は爬虫類ケージのパンテオンを購入したので、『機能』や『使い勝手』などについてレビューしていきます。
それではさっそく参りましょう!
組み立て式
まずパンテオンは組み立て式のケージとなり、『梱包』はこんな感じで実物よりスマートな状態で運ばれてきます。
『組み立て式』と聞くと少し面倒に感じますが、構造がシンプルなので作るのは簡単でした。
水を入れられる
組み立て式のパンテオンですが、『ボトムベースの高さ』までであれば水を入れることが可能です。
なので『トカゲ』や『蛇』などの飼育以外にも、『イモリ』や『子亀』程度の水棲生物なら十分飼育することができそうです。
ただし当然ですが、ボトムベースより『上の部分』は組み立てによる隙間が生まれるため、水を張ることはできませんし、土を盛ったりするのもやめておいた方がよさそうです。
水中ポンプ
もしパンテオンに水を入れてフィルターを使用するなら、『コーナーフィルター』の横置き使用がちょうど良いくらいの高さになっています。
イモリなどを飼育するなら、コーナーフィルターを使った低水位のアクアテラリウムを考えるみるのも面白そうだと思いました。
コーナーフィルター
パンテオンの構造
パンテオンの構造はベース部分に溝の付いた支柱をつけることで、ガラス板などをはめ込めるような作りです。
そのため側面部分は別売の『メッシュ』や『金網』などにも取り換えが可能な仕組みとなっています。
標準のメッシュ
側面のパネルは『標準』でも一部のパネルがメッシュ仕様になっています。
このメッシュは下のガラスと分離しているため『上下の入れ替え』が可能なので、設置場所や生体に合わせた通気性をカスタムすることができます。
このパネルを取り替えられる仕様は自分で手を加えるにも便利そうなので、個人的にはかなり気に入りました。
フタの仕様
パンテオンは上部もメッシュ仕様となっています。
もちろんこのメッシュ部分は『ワンタッチ』で取り外し可能となっているので、『上からのお手入れ』も簡単です。
暗くなる
ただしメッシュは『とても目が細かい』ので、上からの光もそこそこ遮りそうです。
なので『ケージの外』から照明を当てて、植物などを育てたい人は留意しておく点かもしれません。
開閉の仕様
パンテオンの正面扉はスライド式*です。
※パンテオンには『カノン』という観音開きタイプのシリーズもあります。
スライドガラスは指先だけでもあけられますが、取説を読むと『付属している吸盤』を取っ手に使ってくださいとのことでした。
ガラスに指紋を付けたくない場合は良いかもしれませんが、欲を言うならもうちょっとカッコ良い取っ手をつけて欲しかったです。
鍵について
『スライドドア』には鍵が付属しています。
ただ、付属でついている鍵はギザギザの部分から錠を抜き出して解錠するタイプなので、頻繁に開け閉めするには『ちょっと面倒な鍵』ともなっています。
鍵は堅牢な仕組みですが、生体のメンテナンス頻度によってはロックの仕様がネックになるかもしれません。
DIY at later:鍵については後日DIYしてプッシュロック化しました。大したことではありませんが、そのDIY内容についてはYoutubeで紹介しました。⇒パンテオン改造計画その1
ステー
パンテオンは標準付属品でステーがついてきます。
もちろんステーはつけたままで『フタは取り付け可能』なので、バスキングライトなどを固定するのにも困りません。
ステーの利用方法
ステーの利用方法は照明の固定の他にも『流木』や『棒』などを両側で固定すれば、よくある蛇が巻き付くための遊具の固定など、いろいろなことに活用できそうです。
ステーは別売で追加購入も可能です。
パンテオン共通ステー
ステーの注意点
ただステーを取り付ける時にはステーがフレームに抵抗なくハマるかを『確認』した方がよいかもしれません。
私の場合、ステーの1つが硬くてそのまま取り付けたら、外す時に『フレームの塗装』がゴリっと削れてしまいました。
最初は気づかずに付けたり外したりしたので数カ所ゴリっとやってしまいました。
ステーの取り付けに硬さを感じたら、無理やりはめずに先に『ステー側を削る』や『広げる』などした方が良さそうです。
配線・電源コードの引き込み
配線・電源コードの引き込みもはフタの角についてるキャップを取り外すことで行えるので問題ありません。
またキャップは両角に『計6か所』ありるため、不足することはなさそうです。
総評
パンテオンを購入してみた感想は、さすがに爬虫類ケージだけあって機能的にはよく考えられているなという印象です。
ただ、『ステーに良くないもの』があったり、組み立てる時の『ネジ穴のハマり具合が良くない』ところがあったりで、所々のクオリティにギャンブル性があるとも感じました。
しかし『価格』を考えれば、全然問題ないので総じて良い買い物になったと思っています。
終わりに
爬虫類ケージは『機能的』で『創意工夫』が施されているため、触っていて楽しいので個人的にはかなり好きなタイプの飼育ケースです。
またパンテオンだと『組み立て式のケージ』ということもあり、パネルを自分仕様にカスタムもしやすそうなので、今後色々試していきたいと思います。
以上、パンテオンの製品レビューでした。
それではよい爬虫類ライフを。
パンテオン
↓パンテオンでバックボードを作ってみました↓
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