JIROです!
今回はオーバーフロー水槽を組む時に個人的にオススメなポンプである『エーハイムのコンパクトオンシリーズ』について紹介していきます。
それではさっそく参りましょう。
オススメな理由
まずコンパクトオンシリーズがオススメな理由は価格が『リーズナブル』なこともありますが、塩ビ管での配管が容易に行えることが挙げられます。
オーバーフロー水槽の配管自体はホースだけでももちろん出来ますが、堅牢な『塩ビ管』を使えるとしっかりとした配管を組むことが出来るようになります。
特に沢山の分岐が必要になるような配管では『太さ』も『パーツ』も種類も豊富な塩ビ管はとても便利に使えます。
塩ビ管の魅力
また小型のオーバーフロー水槽であったとしてもパーツが豊富な塩ビ管で配管できると『使い勝手』や『メンテナンス』などを便利に設計しやすくなります。
あと塩ビ管で組むと見た目も引き締まって、人によっては『かっこ良く見える』という美的なメリットもあります。
と、そんな訳で価格も『リーズナブル』で、かつ『ホース』でも『塩ビ管』でもどちらにも対応できるコンパクトオンがとても都合がが良くオススメなポンプとなっています。
塩ビ管13Aが使える小型のポンプ
公式が推奨しているわけではありませんが、コンパクトオンシリーズは300から2100まですべて塩ビ管に接続することが出来ます。
まず『300』と『600』のポンプであれば13Aの塩ビ管を直接突き刺して使用することが出来ます。
これは『旧タイプ』から『新タイプ*』まで同様に接続することができます。
ただし、プラスチック同士なので内径と外径の僅かな誤差により、『個体別の相性』によっては若干緩くなることもあります。
※2024年時点
コンパクトオン300について
ちなみにコンパクトオンの300と600は実寸が全て同じ大きさの作りで、『消費電力も同じ』で流量だけ落とされているという仕様になっています。
つまり『流量は調節が出来る』ことを考えると特別な理由がない限り300を選ぶ必要ないと言うことになります。
流量調節用バイパスを作る
もし必要より大きなポンプを選んだ際に、流量を調節して常に負荷を掛けた状態でポンプを使うのが気になるのであれば『ウールボックスへのバイパス』を作っておくと良いかもしれません。
バイパスがあると水槽への『流量を絞った分』だけ、ウールボックス・濾過槽に戻るので無駄なくポンプの力を濾過に使えるようになります。
※活性炭を使用したい場合、バイパスからの排水のところに入れたりもできます⇒ウールボックスに活性炭を設置する
エーハイム600(50kz)
中型・大型水槽に使えるポンプ
次はコンパクトオン1000と2100について紹介します。
こちらも『ホース』はもちろん『塩ビ管』も使える作りになっています。
どちらのポンプもネジ溝があるので、ホースを使う場合は付属の『ホース用アダプター』を取り付けて使用します。
塩ビのバルブソケットが使える
そしてその『ネジ溝』には塩ビ管継手のバルブソケット(100円程度)を取り付けると、塩ビ管を接続することが可能となります。
それぞれコンパクトオンの1000が『塩ビ管の16A』、2100が『塩ビ管の20A』のサイズが使用できるようになります。
またバルブソケットを使う時はネジ部分に『シールテープ』や『パッキン』を付けておき漏水対策しておきます。
TIPS:⇒バルブソケットにシールテープ
エーハイム1000(50kz)
終わりに
コンパクトオンは『ACポンプ』なので耐久性もそこそこ高く、壊れてもほとんどの場合インペラーを交換すれば動きますし、基本的に『静か』です。
またコンパクトオンは小さな水槽でも塩ビ管が使いやすいので個人的にもとても重宝しています。
ただ、コンパクトオンは『東日本(50kz)』と『西日本(60kz)』と地域によって仕様が違うので選ぶ時は気を付けてください。
以上、『オーバーフロー水槽用のポンプ』で個人的にオススメなコンパクトオンの紹介でした。
それではよいアクアライフを。
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