初心者のためのガサガサ!日本の淡水魚を採取する方法やコツ!

ガサガサ(gasa-gasa)
タモ網などで川で茂みをゆすりながら生物を採集する行為。

JIROです!

今回は川での魚の採取活動、いわゆるガサガサについて紹介します。

ガサガサに出かけると魚だけでなく、他の生き物や植物・自然などにも出会えるためアクアリストにとって最高のアウトドアになります。

それではさっそく参りましょう。

ガサガサは自然の中で行うので安全には十分に注意してください。またガサガサは各自治体のルールを守って楽しみましょう。

ガサガサに必要なもの

まずガサガサをする時に準備しておきたいものは『採取する道具』『魚を入れる容器』『お持ち帰りする容器』『川に入れる格好』の4つの要素です。

その他、タオルや飲料など基本的なものは必要に応じて用意しておきます。

採取する道具

色々なタモ網

魚を採るための道具はタモ網を使用します。

ガサガサでは釣り用などの魚を掬うためのタモ網ではなく、川底を擦ってもいいように先端が保護されているものなどを使用します。

先端が保護されていないタモ網は、擦れのダメージが直接網に伝わるためすぐに破れてしまいます

ガサガサ用のタモ網は釣具屋さんや季節によってはホームセンターでも取り扱いがあります。

たも網

丈夫なタモ網

頑丈なタモ網
網へのダメージが少ない構造

ガサガサ用のタモ網の中でも特に丈夫なタイプを1つ紹介します。

この外側に枠がついてるタイプは網がどこからも擦れにくく、より強力に保護してダメージを与えにく構造になっています。

通常のものに比べ高価ですが、沢山ガサガサに行くようになってくれば長期の使用に耐えうるのでオススメです。

外枠付きのタモ網

魚入れる容器

カワヒガイ

採取した魚は一時的に容器で確保しておく必要があります。

魚はジャンプするので飛び出さないよう、容器はフタ付きのバケツや採取ケースを用意します。

おすすめの採取ケース

個人的におすすめの採取ケースはアイリスオーヤマから出ている『虫とりこぞう』です。

ネーミングは虫とり用ですが、頑丈で持ち運びやすく、フタがスリットになっているため魚を入れたまま水替えもできるのでガサガサにも便利な採取ケースです。

虫とりこぞう

魚を持ち帰る袋

魚を持ち帰るためには、水をこぼさないようビニール袋や密閉できる容器が必要になります。

魚を個別にパッキングする場合は小さいビニール袋などを用意します。

パッキングの注意点

容器や袋を密閉する時は水だけでいっぱいに満たしてしまうと酸欠になりやすいため、空気と水が半々くらいになるようにしておきます。

それでも魚の大きさや種類、量などによっては酸素が足りなくなる可能性があるため、用心したい場合は酸素をスプレーなどで十分に酸素を供給しておきます。

酸素スプレー

川に入れる格好

川に入るための格好は川用のサンダルなどでも良いですが、草むらなどに足を入れることも多いのでウェーダーを着るとケガなどしにくくなります。

また必要であれば帽子や汗が乾きやすいスポーツウェアなどを日焼けや対策もしておきます。

小さな子にはライフジャケットなども着せておきましょう。

ウェーダー

ライフジャケット

ガサガサする川を探す

ガサガサに最適な川の雰囲気

ガサガサの用意ができれば、魚採りできそうな川を探してみましょう。

基本的にガサガサは川の緩やかで浅いところだけで行うのがおすすめです。

川の深い場所は魚が取れにくく、また急な流れの場所はほとんどの魚が好まないため、リスクだけが大きくなります。

↓ガサガサの川選びのポイント↓

タモ網を使った採取方法

ガサガサした結果

タモ網を使った採取方法は色々あります。

採取方法によって採れる魚が変わることがあるので、狙っている魚やシチュエーションによって網の使い方を変えてみましょう。

ここでは代表的な採取方法をご紹介します。

1.ガサガサ

ガサガサできそうな茂み

まずはその名の通りガサガサでの採取です。

やり方は川岸の草ムラなどにタモ網をいれて、揺すったり足で軽く刺激を与えたりして網に魚を追い込みます。

1回で沢山取れたり、大物が飛び出て来て網に衝撃が走ると病み付きになってきます。

タモ網でとらえたナマズ

2.石をひっくり返す

ガサガサする草がなければ、石をひっくり返して採取する方法もあります。

やり方は下流側に網を添えて逃げ場を作るように石をひっくり返して採取します。

また『石の下などを好む魚』もいるので、狙っている魚によっては積極的に石をひっくり返してみましょう。

石の下を好む魚

※これらは個人的な印象で石をひっくり返したらよく採れる魚の一例です。

3.砂を掬う

砂に潜るドジョウ

川底が砂地の場合は、砂ごと掬って中に隠れている魚を採ることも出来ます。

やり方は砂の上から網を覆いかぶせて手前に引いて砂ごと掬います。

魚が砂の中に埋まっている状態で、網を水中から出してしまうと魚に大きな負担がかかるので、水中で砂から魚を堀り出しておきましょう。

丁寧に網をもむように砂に刺激をあたえたりすると出てきたりもします。

この方法は川底の砂が細かいシチュエーションがおすすめです。

砂を掬って採れる魚

  • シマドジョウ
  • スジシマドジョウ
  • カマツカ

Tips:砂を掬って採る方法というのは、初めて聞くと大して採れなさそうに思えるかもしれませんが、カマツカやシマドジョウ・スジシマドジョウ類はシーズンになると『砂を掬う度に網に入る』という程よく採れるようになります。※もちろんその川に居ればですが。

採取方法を工夫する

今回紹介した採取する方法でも網の置き方魚の追い込み方次第で成果が変わったりもします。

魚の行動を予測して、試行錯誤しながら採取すると、ガサガサがより一層楽しくなると思うので是非色々工夫しながらチャレンジしてみて下さい。

ガサガサ中にあったら便利なグッズ

次は個人的に気に入っているガサガサする時にあると便利なものを紹介します。

ペットボトルを携帯できるもの

夏場は水分補給が頻繁になるため、ペットボトルを携帯できるケースがあると便利です。

カラビナなどでぶら下げておけば、ガサガサの邪魔にならずに直ぐに水分補給できます。

Tips:私の場合、夏場は2Lの大きな飲料を買って500mlのペットボトルに補充しながら持ち歩いたりしています。

携帯ケース

観察ケース

その場で観察や撮影をしたい場合はアクリルケースなどがあると便利です。

アクリルはガラスより割れにくく透明度が高いので、持ち運び・撮影に向いています

また専用の観察用ケースであれば奥行が狭く、魚の向きを固定しやすく作られています。

観察用ケース

防水ケース

携帯電話が必須の人は防水ケースがあると水没する危険を減らせるので便利です。

また防水ケースはカメラ撮影が行える配慮がされている製品がオススメです。

TG-6

ガサガサでの撮影をより重視する場合はオリンパスのTG-6がオススメです。

TG-6は持ち運びやすい大きさで、衝撃や寒さに強く設計されており、さらに水中撮影・マクロ撮影までもが標準装備されているフィールドワークにうってつけのカメラとなっています。

TG-6

↓TG-6レビューはこちら↓

採取した生体を安全にお持ち帰りするコツ

ガサガサは生かして帰るまでがガサガサです。

しかし、持ち帰るまでに死んでしまうということは現実的にあることなので、生かして持ち帰るまでの簡単な心得などを紹介します。

バケツの置き場所

魚を確保している容器は直射日光に当たらない場所にしましょう。

夏場だと短い時間でもかなり暖かくなることも多いので、日陰で水があたる場所だとなお良いです。

水替え

生体を家に持ちかえる前に水替えをしておきましょう。

長時間ガサガサする場合も定期的に水替えをします。

持ち帰るまでの死因の多くは酸欠によるものだと感じます。

特に酸欠に弱い魚やダメージを受けた魚から先に死んでしまいます。

なので川を変えた場合でも、「違う水質かも・・・」などはあまり気にすることなく水替えしたほうが良い結果になります。

Tips:取った時のダメージが大きいと死因の一つになるので、採取はなるべく丁寧を心掛けたいところです。

水替え便利アイテム

バケツを使用する場合に便利なのがザルです。

バケツにフィットするザルがあると、まず通気性のあるフタとして使えます。

そして、そのままカップ焼きそばを湯切りするように水を出して、フタを付けたまま水を入れ替えできるため魚を逃がす心配がありません。

ストレスフリーで水替えできるので、バケツを使う人には必須なくらいオススメです。

持ち帰る袋の中に空気をいれる。

先述もしましたが、酸素を持てる量は水より空気の方がずっと多いのでパッキングする袋はしっかり空気をいれて膨らまします。

パッキング袋を水だけで満たしている状態は酸欠になりやすいのでやめておきます。

持ち運が数時間など長くなるのであれば酸素スプレーなどで膨らました方が安全です。

酸素スプレー

ガサガサで取ってきた魚を水槽へ

採ってきた魚を水槽に入れる時は、各自で判断して必要に応じてトリートメントしたり温度合わせなどします。

(人におすすめできる事ではありませんが、私は一刻も早く水槽にドボンスタイルです。)

Tips:初めて魚を飼育しようとしている方の場合は、まずは水槽をつくって1か月以上稼働させて環境を整えてからガサガサにいきましょう。その場合、水槽に入れる魚は少なめから始めるのがオススメです。

魚のその後の生存に大切な事

購入した魚でも言えることですが、水槽に入れたあとに餌付くかどうかが大切です。

魚によっては餌だと認識する前に他の魚に食べられて、気付かないこともあるので、馴染めない魚は餌付くまで専用の水槽で丁寧に育てるのもありです。

すでに自然下で成長しきった魚だと、環境に馴染めずに拒食する場合があるので、幼魚から育てるほうが簡単です。

終りに

ガサガサはとても楽しい川遊びですが、危険が潜んでいることはくれぐれも忘れずに十分注意してください。

それさえ出来ればガサガサなどの採取活動は最高のアウトドアの1つになります。

ガサガサを覚えると夏は大忙しです。

それではガサガサにいきましょう!

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