45cm水槽セットを製作中のJIROです!
今回は水槽用のライトスタンドを自作してみたので紹介します。
それではさっそく参りましょう。
使用する材料
使用する材料はイレクターです。
イレクターとはヤザキさんが販売するDIY用の組み立てパイプです。
今回使用するのはプラスチックコーティングされた28Φのスチールパイプです。
このパイプ適当な長さにカットし、L字のジョイントなどを使ってライトスタンドを自作していきます。
イレクターパイプ
イレクターのカット
まずはパイプを必要な長さに切り出します。
イレクターパイプのカットは専用のカッターや切断機で行えます。
TIPS:イレクターのパイプ本体はスチール製なので、切断機を使うと火の粉が多少でるので、苦手な場合は専用のハンドカッターなどを使用します。
イレクター用ハンドカッター
パイプの設置
ライトスタンドとなるパイプの固定は、イレクター専用の『掴むジョイント』を水槽台の上下に取り付けます。
TIPS:水槽台への取り付けは、パイプ本体に『掴むジョイント』を取り付けた状態だと位置をまっすぐ揃えやすいです。
イレクタージョイントJ-46 S BL
掴めなかった
掴むジョイントだけでパイプをホールドできると思っていましたが、パイプが自重で下にすべり落ちてきました。
なのでここでは落ちてこないように、ジョイントにストッパー代わりにネジを付けておきました。
TIPS:下側のキャッチがイレクタージョイントJ-102Aであればネジによるストッパーは不要でした。
イレクター ジョイントJ-102A S BL
イレクターの組み立て
パイプを組み立てます。
まずL字ジョイントとパイプの一部を接着剤で固定します。
すべてのパイプを接着してもよかったのですが、今回は後でバラせるように最低限の2点だけ接着しておきました。
接着方法
パイプとジョイントの接着はイレクター専用の接着剤を使用します。
接着剤にスポイトが付属しているので、パイプとジョイントの隙間に液剤を流し込みます。
接着剤の量は全体に染み渡るようたっぷりと流し込むことが公式で推奨されています。
TIPS:イレクター専用の接着剤が使用できるのは、プラスチックコーティングされたパイプとプラスチック製のジョイントパーツだけです。イレクターシリーズでもスチール製などのパイプやメタルジョイントには使用できません。
イレクター接着剤
仮組
ライトスタンドを仮組みをしてみましたが、全体を接着しなかったので未接着部分が自重で傾きます。
塩ビパイプの感覚でジョイントだけでもそれなりに固定できるイメージで考えていましたが、イレクターはジョイントとパイプに遊びがあるため、未接着だとかなりグラつきます。
傾かないようにする
ここでは接着したくなかったので、パイプの傾きがなるべく無くなるよう、パイプの傾けたくない側にマスキングテープで厚みを作りました。
マスキングテープを半円に3枚程度重ねると、傾きも気にならない程度に解消されました。
あとパイプとジョイントもしっかりと刺さり簡単には抜けなくなって好都合です。
マスキングテープ
完成
というわけで、ライトスタンドが完成です。
デザイン的には接着部分に負荷が掛かかりますが、接着(溶着)を信じてがんばってもらいましょう。
デザインと強度について補足:今回のライトスタンドみたいに片側だけの支持で2つ以上のL字ジョイントを入れた場合は、接着しないと照明吊り下げ部分がクルリと下を向いてします。つまり、ライトスタンドとしての強度を接着に頼っているので、出来れば両側からの支持、もしくは片側支持でもL字ジョイントは1つだけの形が好ましいと思います。今回のような形の場合は、もし接着が外れてライトスタンドが下を向いた場合でも水槽がぶつからない距離に設計するなど安全対策した方がなお良いと思います。今回は吊り下げ部分が短く、重量の軽いLEDライトであれば問題ないだろうと思いチャレンジしています。万一接着が外れたら、ここに追加報告します。by Jiro
終わりに
全体はこんな感じになりました。
ちなみに材料費は2000円弱くらいです。
次回はさらに加工を加えつつ、照明の設置作業を紹介します。
以上、ライトスタンドの自作でした。
それではまた。
<↓パイプで自作するならスペーシアもオススメ↓>
↓続きの照明の設置作業編です↓
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