DIY 大型オーバーフロー水槽製作記

ウールボックスを流動ろ過用にDIY!OF水槽製作記!

2019年9月5日

社会人のささやかな夏休み。

DIYや休暇を満喫すべく、まずは旅行と屋久島に行ったはいいものの、台風で3日閉じ込められ、帰りは連日早朝からの空港でのキャンセル待ち。

やっとの思いで帰宅したら、翌日から風邪を引いて寝込む始末。

結局、DIYがまったく進まずに連休が終わってしまいました

こんな調子でやっているから製作期間がついに1年を突破。

もうそろそろ水槽を完成させないと、カメの越冬の予定上まずいのですが、私事(ほぼ遊び)で、中々進まず焦り始めています。

小学生の頃、夏休みの宿題をやろうと思いつつ、最後まで残していた記憶が既視感のごとく甦ります。

とりあえず今回はウールボックスを作ります。

今回作るウールボックス記事の内容

ウールボックスといっても少し変則的なウールボックスになります。

なぜかというと、この濾過槽が流動ろ過であるからです。

さらに、幅が広い(45cm)ろ過槽であることも関係しています。

つまり、幅の広い濾過槽の為の流動ろ過用のウールボックスの製作記事になります。

…うん、見たい人がこの世にいるとは思えない内容で申し訳ない気持ちになりますね。(でもやっちゃう)

流動ろ過のウールボックスの設計を考える

今回のウールボックスの役割は本来の物理ろ過だけでなく、流動濾材を回す為に水を万遍なく落とす器具にする必要もあります。

その一環でウールボックスからの排水までに一旦折り返して距離を稼ぐことによって水の偏りを無くすようにしています。

ウールボックスからの排水のイメージ

流動ろ過用ウールボックスの図

この構造は今まで通り採用したいと思います。

活性炭について

これまでの濾過槽では活性炭をこのような形で取り付けていました。

これまでの流動ろ過の活性炭の位置

これだと交換する時、少し煩わしい思いをしていたので、今回はもっと交換がしやすいようウールボックス内に活性炭を設置しようと考えました。

ウールボックスの設計:原案

まずいつも通りろ過槽への落水までの距離を稼ぎ、整流効果を狙います。

流動ろ過のイメージ図

流動ろ過の設計イメージ

今回のウールボックスへの排水は3つあります。

  • 100cm水槽の排水
  • 40cm水槽の排水
  • ろ過槽への戻し水(バイパス)

水槽からの最初の排水が活性炭というのはどう考えてもNGなので、このように配置したいと考えました。

ウールボックスを前から見た簡易図

活性炭のある所はバイパス(一度ろ過槽を通った水を再度ろ過槽に戻すライン)からの排水にします。

これが今回のウールボックスの原案でした。

実際に配管した結果…

予定ではバイパスが外側にくるはずでしたが、実際はバイパスは真ん中になりました。

活性炭への排水はバイパスからの水にしたいのでウールマットと活性炭の並びはこうなります。

つまり交換の時にウールマットを分割するひと手間が増えてしまっています。

もちろん、そんな事は容認できません。

So, watashi no kokoro ha mecchasemai desu.

実はまだ不安な事

水を偏らせない工夫はしているものの、これまで作ってきた濾過槽より約3倍幅広になっているので、水の整流効果がこれで十分か不安が残っています。

またポンプの水量が不十分である可能性もあるので、バイパスの水量が極端に少ないパターンも考えられます。(活性炭があまり効かなくなる)

ポンプをさらに大きくしても排水のバランスに問題がでる可能性はあったりするかもしれません…

これらの不満と不安を解消するために…

ついに、今回のウールボックスの真の設計が爆誕します!

真・ウールボックスの設計

様々な不満や不安を解消すべく生まれた設計がこちらです。

採用した流動ろ過の設計イメージ

上から見たウールボックスの濾材配置図

つまり…ウールボックスと化学ろ過専用ボックスを作り、連結してやりました!

どう変わったかと申しますと…

手間を減らす

水槽からの排水のあるボックスはウールマットをカットせずに1枚そのまま敷けるようになりました。

化学ろ過を強化

ウールボックスのとなりに活性炭などの化学ろ材専用のボックスを作ります。

そのボックスへの専用ポンプ(小)を追加して、3つに分岐して排水します。

なので最大3種類の化学ろ材手軽に設置・交換することができます。

※とりあえず活性炭×3の予定ですが、金銭的事情で活性炭×1で残りはウールマットを詰めるかもしれません (´Д`)

水の整流効果と調整能力を強化

まずポンプを追加したので水量がアップしました。

さらに連結したことにより排水までの距離もアップしたので整流効果が高くなりました

もし万一、落水に偏りが出てもポンプ(小)からの3つの排水の水量調節でバランスを整えることができます。(多分)

完全にスマートさを失った設計になりましたが、さきほどの不満と不安はほぼ解消できました。

ウールボックスの製作

さて、長々とこのヘンテコなウールボックスを作る為の言い訳が終わったので製作です。

材料のカット

用意した材料は3mm厚塩ビ板45cm×30cm×5枚です。

カットに使用する機材はいつものようにスライドソウです。

カットが多めなので、PCでカット図を製作して挑みました。

スライドソウで塩ビ板を切りたくります。

カット終了

というわけで、カットが出来ました。

ちなみにウールボックスのサイズは高さ10cmしかないので、かなりの薄型ということになります。

テレビやスマホは薄いほうがモテはやされるので、このウールボックスもきっとオシャレになるに違いないぞう(棒)

スライドソウ

塩ビ板の面取り

塩ビ板の面取りも所々しておきました。

面取りに使ったのはホビー用のカンナです。

面取りする時は板の上などに置いて、面取りするところをちょっと出して、手でしっかり押さえながらするとやり易いです。

面取りする理由についてはこちらを参考にしてください⇒面取りをする理由

ホビーカンナ

組立に使用するもの

塩ビ板以外にウールボックスの組み立てに使うものです。

  • 接着剤
  • シリンジ
  • クランプ類
  • 真っ直ぐで自立する板材など

シリンジと針は接着剤に付属のもではなく、別で用意します。

私の塩ビ加工の参考書、某お○らのアクアリウム様御用達です。

おすすめシリンジ

おすすめ針

組立

塩ビ板をウールボックスにするべく、適当に組み立てていきます。

本体組立

塩ビ板を合わせてはシリンジで接着剤を流し込みます。

そりが出ていたので真っ直ぐの板とクランプで矯正しながら接着しました。

水を折り返させるための中仕切りを接着。

両端に底上げ用の板を設置します。

さきほどの底上げ部分に乗せるL字のパーツを2つ作ります。

作ったL字パーツを上に乗せて接着します。

わずかにウールボックスの上部が外側に膨らみ気味だったので、急きょセンターに引締め効果を狙いつつ、ルーバーの受けを設置。

さきほどセンターにルーバーの受けを設置したので、意味はないのですがサイドにもルーバーの受けを設置。

補強パーツなどをちょいちょいミニサイズのテーブルソーで調整して設置します。

スライドソウはデカいので、私の狭い部屋では出しっぱなしで他の作業をするのが困難なので、簡単な作業はこのテーブルソーが活躍します。

ミニサーキュラソウテーブル

ウール用と活性炭用の部屋を区切る、仕切りを取り付けます。

ちなみに両側の隙間はウールが目詰まりした場合の水の逃げ道です。

週一でウールは交換するので、水の逃げ道は無くても良かったのですが、今回作ったウールボックスの幅が44cmでウールマットは38cmしかないので、余った6cmのスペースを活用しました。

ルーバーの設置

ルーバーにはセリア(100均)で売ってるメッシュボードを使用。

安い上にニッパーで簡単にカットできるので、お気に入りです。

フタの取り付け

フタ受けを取り付けます。

ウールを敷いてみました。

余裕の無さが感じられます。こんな狭っ苦しいウールボックス見たことありません ( ´Д`)

フタ本体は配管との兼ね合いもあるので後で完成させます。

ウールボックス完成

あとはフランジにひっかける枠を取り付けます。

ウールボックスを乗せてみると…

色々とギリギリでしたが、なんとか収まりそうです。

超変則的なダブルのサイズの扁平ウールボックス、ひとまず完成です!

今回の材料費

塩ビ板などの工作物は自作だと費用がかなり抑えられますね。

終りに

『ウールボックスを作ろう!』と思ってから、待っていたゲームの発売間近のβテストや友達からのガサガサのお誘いで中々時間がありませんでしたが、なんとかウールボックスの完成です。

あとはウールボックスへの排水管を再度調整して、バイパス用のポンプと配管を追加します。

そして配管の調整が確定したらフタを完成させて、オーバーフロー管など設置したら…

ついに稼働できる予定です!!

夏の過ごし方が、虫取りが魚取りになっただけで、ゲームや宿題(タスク)の積み残しなど、大人になってからも内容はほぼ小学生の頃のままという絶望的事実を再確認した夏でした。

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スライドソウ

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