水槽に仕切りをシリコン接着する時のクランプなどでの固定方法の紹介

JIROです!

今回は水槽に仕切りをシリコン接着する時に使える、仕切りをクランプで固定する方法について2つ紹介します。

それでは早速参りましょう。

Fクランプで固定

まずはFクランプと『スペーサー』を使った固定方法から紹介します。

スペーサーをつくる

スペーサーはなんでも構いませんが、ここでは『木の端材』を使います。

スペーサーの長さは『水槽を仕切る広さ』そのままになるので、任意の大きさにカット・調節します。

Fクランプで固定

そしたら『仕切り』『スペーサー』を入れて、作業台ごとFクランプで固定します。

基本はこれで完成です。

仕切りの矯正

この時に仕切りが反っている場合は、スペーサーをまっすぐな板で『T字を作るような形』で作っておけば、両端をクランプすることで矯正することもできます。

その場合、シリコン接着作業後はシリコンの硬化前にクランプを外さないように気をつけます。

また、この様にしておくとシリコン接着時に板がヨレにくくなるので作業がし易くなるというメリットもあります。

矯正に使う板のサイズについては『少し小さめ』の方がシリコンを整えやすいので、大きくしすぎないよう気をつけます。

スプリングクランプ

仕切りを2枚

そして仕切りを2枚付ける場合はさらにペーサーを増やして一緒にクランプするなどして対応します。

使用するクランプについて

この方法は『クイックバークランプ』などでも代用可能ですが、口が浅いと仕切りの位置によってはクランプができないケースもあります。

なので、ここではFクランプの中でも深型タイプをオススメしています。

Fクランプ深型

治具とクランプで固定する

そしたら次は『治具』を作って作業性を重視した固定方法を考えてみたので紹介します。

治具をつくる

まず水槽の『奥行きより長い棒』と『適当な大きさの板』をビスで止めます。

治具はこれで完成です。

水槽に板を固定

そしたら長いクイックバークランプなどを使って治具を水槽に固定します。

ここでのクランプは強くしすぎると水槽にダメージを与える可能性があるのでほどほどにしておきます。

Tips:ここの写真左のクランプはバランスを取るための下駄として使用しています。

クイックバークランプ(ロング)

治具に仕切りを固定

あとは治具に『適当なクランプ』で仕切りを固定すれば完成です。

低い仕切りの場合

ただ、さきほどの形だと仕切りを低い位置に付けようとすると『クランプの深さ』が足りなくなりやすかったので『トグルクランプ』バージョンも作ってみました。

トルグクランプの位置はビスで調整できるので、どんな低い位置でも仕切りを固定できます。

トグルクランプ

治具の板の大きさ

ちなみに治具に使用する板の大きさ仕切りの内側にマスキングテープを貼る場合やシリコンの整え易さを考えて『少し小さめ』に作ってあります。

さらに強力にクランプ

で、私の場合はさらに仕切りをしっかり押さえる策としてトルグクランプとの間にMDFなど薄くてしっかりした板で面で固定することにしました。

というのも、『仕切り側』までマスキングテープで養生をした場合は、テープを剥がす時に板が動いてしまいやすいため、なるべく『しっかりとホールド』させたいという意図があります。

クランプを使わない方法

ちなみに今回は仕切りをクランプで固定する方法を紹介しましたが、仕切りをクランプせずにシリコン接着する方法もあります。

その場合はマスキングで養生してから先にシリコンを塗ってから仕切りを付けると手順になります。

↓詳しい作業は以前こちらで紹介しました↓

おわりに

仕切りをクランプするのは少し手間が掛かりますが、やった方が仕切りが安定するのでシリコン作業がし易くなります。

以上、水槽に仕切りをクランプする方法の紹介でした。

それではよいアクアライフを。

トルグクランプ

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