JIROです。
堅牢かつ安価に濾過槽を作るなら市販のガラス水槽を流用するのが一番!
というわけで、ガラス水槽で濾過槽を自作をします。
今回の自作テーマは、ずばり『手早く濾過槽を作る! 』という事にフォーカスしました。
それではさっそく参りましょう。
使用する材料
使用する材料はサンプ本体である『ガラス水槽』と仕切りになる『塩ビ板(アクリル板でも可)』です。
そして接着には『ガラス用のシリコンシーラント』を使用し、『マスキングテープ』を使って作業します。
使用する仕切りについて
仕切りに使用する板材の厚みは塩3mm以上からがおすすめです。
水圧がかかる部分であれば、もっと厚い方が反りにくくなります。
アクリル板や塩ビ板はPカッターなどで切り出せます。
↓切り出し方法についてはこちら↓
濾過槽を製作
それではさっそく作っていきましょう。
今回作る濾過槽のイメージはこんな感じです。
ガラス水槽に仕切りを2枚つけたシンプルなタイプのサンプをなるべく楽に作っていきます。
マスキングをする
まずはガラス水槽に仕切りを取り付ける所にマスキングをします。
今回用意した仕切りは3mm厚の塩ビ板ですが、幅は大き目に9mm程度空けておきました。
シリコンを流す
仕切りは仮止めしてシリコンを打つ場合が多いですが、ここでは仮止めを省略してガラス水槽のマスキングした内側にシリコンシーラントを先に全部うってしまいます。
使用したシリコン
シリコンシーラントは『コーキングガンに取り付けて使うタイプ』や『チューブタイプ』の物があります。
コーキングガンに取り付けるタイプの方が量的に割安ですが、チューブタイプはそのまま使えるメリットもあります。
チューブタイプの水槽用シリコン
仕切りをつける
用意しておいた仕切りを横から入れるように取り付けます。
シリコンが片側に寄ってしまうので、反対側からもう一度シリコンを追加します。
仕切り2をつける
次の仕切りも先ほどと同じように、先にシリコンをつけてから横から付けます。
この仕切りは浮かせるため、木材の下駄を噛ませてシリコンで接着します。
Tips:シリコンが固まる前は下駄を噛まさないと、仕切りがズレ落ちてくるので必須です。
シリコンを整える
ヘラでシリコンを整えます。
マスキングテープとの境目が薄くなるようにしたほうが、剥がす時にキレイになります。
コーキングヘラ
マスキングをとる
シリコンが固くなり始める前にマスキングを剥がして作業終了です。
剥がす時はテープについたシリコンがあちこに付かないよう気をつけて剥がします。
作業時間は20~30分くらいで終わります。
あとはシリコンが乾くまで1日~2日放置すれば水を入れても大丈夫です。
終わりに
今回は最低限の見た目とやり易さを考えた手順をご紹介しました。
これから濾過槽を作る人の参考になれば幸いです。
というわけで、以上ガラス水槽を使った濾過槽のDIYでした。
それではよいアクアライフを。
ウールボックスも作りました⇒初心者DIY!シンプルなウールボックスの自作!
コメント
top画像、いいですねぇ♪
濾過槽製作。何か始まるのですか?楽しみです。
tetsuyaさん、ありがとうございます^^
解体したOF水槽があり、スペースが余っていたので、簡単に濾過槽を新調してアクアテラリウムで稼働させようかと思いまして^^
いつも通りの、ちょこちょこダラダラ進行でがんばる予定です(笑)