トリマーテーブルの天板自作!インサートプレートとTトラックレールを取り付けるDIY

JIROです!

DIY環境を整えるために『トリマーテーブル』が欲しくなってきたので、今回は天板の自作から始めていきます。

それではさっそく参りましょう。

インサートプレート

まず今回自作するトリマーテーブルの『天板』にはインサートプレートを使用します。

インサートプレートの設置方法はプレートの回りを『同じ高さの板で囲う方法』もありますが、ここでは天板に『彫り込み』を入れてプレートがハマるように加工していきます。

使用する道具

彫り込みに使用する道具プランジベースを取り付けたトリマーです。

プランジベースは無くても作業出来そうですが、有った方が断然楽に作業を進めることができます。

※ここで使用しているトリマーMTR-42にプランジベースを使用する場合にはスペーサーなどが必要になります。自作方法はこちらで紹介しています。

プランジベース

深さの調節

トリマーの刃は彫り込む深さを調節しておきます。

深さを調節するときは『ハイトゲージ』があると便利です。

インサートプレート』と『天板』の高さについては後で平滑に調整するため、ここではインサートプレートの厚みより『少し深く』彫れるくらいの設定しておきました。

ハイトゲージ

彫り込み手順

天板への彫り込み作業については【手順】に少し気を遣って行います。

まず『プランジベースの幅』を織り込んだ上で『プレートのサイズに彫れる』ように研削用のガイド*を設置しておきます。

※ここでは木の端材を適当にガイドにしました

このまま端から一気に彫り込み作業したいところですが、それをすると彫り進めていく内に途中で支えが少なくなるため、最悪トリマーが段差から落ちてしまうため、まずは写真のように回りだけを削っておきました。

両側から彫り込む

次は中央の島を残すように『両側』からある程度のところまで彫り込んでいきます。

ある程度とは、『島の大きさ』を最終的に切り抜くサイズより少し小さめにするくらいのことです。

裏返して切り抜く

最後は天板を裏返して、トリマーで島の部分を四角く切り抜くようにカットしていきます。

表で彫り込んだ分だけ、『裏から切り抜くトリマーの刃の長さは短く済む』ため、トリマーの刃の深さはギリギリ切り抜けるくらいの長さにをセットします。

ちなみに私の場合、切り抜く作業についてはトリマーの刃は細いものを使用して抵抗を少なくしてカット作業をしています。

※もちろん、ここでも切り抜く大きさに適当ガイドを作って彫っていきます。

インサートプレート用の彫り込みの完成

と、こんな感じでインサートプレート用の彫り込み作業は完了です。

ちなみに穴のサイズについては、後で設置する『トリマー(プレート)』もしくは『昇降機の大きさ』を考慮して切り抜きます。

マイタースロットの取り付け

次は天板にTスロット(マイタースロット)を取り付けていきます。

Tスロットの取り付けも同様に、まずは彫り込みを入れていきます。

ガイドを付けて彫り込み

Tスロットレールの彫り込みでは端材で毎回ガイドを作るのが面倒になってきたので、可変できる彫り込み用のガイドを作っておきました。

ただ、どうせ治具を作るのならインサートプレートの時から作っておけばよかったと思っています。

※彫り込みガイドについてはこちらのYoutubeを参考にしています。

トリマーで彫る

ガイドを設置したら、あとはプレートの時と同じように刃の深さを調節して作業しますが、Tスロットの深さではなるべくジャストを目指して彫っていきました。

その場合、深さは少し浅めの設定から始めて『微調節』していく方が良いと思います。

ちなみに今回のようなガイドを使用する場合は、刃の深さは『ガイドの厚み』を考慮して設定していくことになります。

Tスロットの完成

彫り込めたら、あとはTスロットをはめ込んでビス止めすれば取り付け作業完了です。

Tスロットの彫り込みが浅かった場合は『彫り込み直し』て、もし想定より深くなった場合はビスの下にワッシャーなどの適当なスペーサーを挟んである程度は調節可能です。

Tスロット

インサートプレートについて

最後に天板にインサートプレートの取り付けを行っていきます。

ちなみにインサートプレートは『イモネジ』で水平を調節できるタイプを採用したので、少し深めに彫っておけば『天板』と『インサートプレート』の高さは【簡単に合わせる】ことができます。

インサートプレートをはめて穴の位置を決める

インサートプレートの取り付けでは、まずインサートプレートをガイドにして各所に穴を開けて『アタリ』をつけておきます。

雌ネジの取り付けとイモネジ用の補強

あとはアタリを目印にして、インサートプレート固定用に『鬼目ナット』で雌ネジを作ったり、高さ調節のイモネジの下には『皿ネジ』のビスを打って地盤を固めておきました。

鬼目ナット

インサートプレートの完成

最後にインサートプレートと天板の高さをイモネジで調節してネジ止めしたらインサートプレートの取り付け完了です。

使用したインサートプレート

天板の完成

というわけで、こんな感じでトリマーテーブルの天板が完成しました。

ちなみに横向きのTスロットレールはマイターゲージ用に『1本』だけなのが普通ですが、ここではあえて『2本』にしています。

その理由については完成後にでも紹介できればと思っています。

ただ、トリマーテーブルでこんなことしている人は見たことないので、やってみたら実はあんまり意味がないDIYなのかもしれないので自分でもあまり期待はしていなかったりもします。

それではよいDIYライフを。

ブログ更新をメールでお知らせ

メールアドレスを記入してフォローすれば、ブログ更新をメールでお知らせできます。
フォローして頂けると管理人が小躍りします└|∵|┐♪└|∵|┘♪

コメント

  1. テツヤ より:

    横向きのTスロットレールを2本設置して何をするのか!?
    楽しみな展開にワクワクしてますー

    • JIRO より:

      テツヤさんコメントありがとうございます。
      出来心でやってしまっているので、便利なものになるかはわかりませんがちょっと頑張ってみます!

タイトルとURLをコピーしました