自作大型オーバーフロー水槽に掛かった費用まとめ!

JIROです!

前回ついに私史上最大のオーバーフロー水槽がほぼ完成しました。

細かい部分では、まだやりたい事があるのですが、水槽に余り関係ないDIYも含まれているので、実質アクアリウム的には終了しています。

これまでこのオーバーフロー水槽の自作ではブログで紹介するにあたって費用も細かくメモしてきたので、今回はまとめ的にDIYを振り返りつつ『大型オーバーフロー水槽の自作費用にいくら掛かかったのか? 』といったところを紹介していきます。

それではさっそく参りましょう。

水槽台の費用

まずは最初に作った水槽台の費用ついてです。

こちらは『160cm×70cm×90(H)』の大きめな水槽台となっており『木材』から『塗装』、『ビス』に至るまで全部含めて約5万円ほどとなりました。

自作だと水槽台は『普通もっと安く済む』はずなので割高感がありますが、イメージ通りに作れたのでとても気に入っています。

ちなみに製作期間は土日の作業で『大体4ヶ月ほど』かかりました。

この水槽台のポイントである扉のスリットの作りが『費用』と『製作時間』を飛躍的に増加させています。

水槽台費用の明細

いちおう費用の明細はこんな感じになっています。

こんな明細は需要はないと思いますが、ちゃんと計算してるよってアピールも含めて記しておきます。

照明関係の費用

照明関連の費用については『照明』と『ライトスタンド(吊り下げバー)』合わせて約5.5万円となりました。

ライトはものによっては90cm用でも1台5万くらいするものもあるので、サイズを考えれば安価に済んだと思います。

ただ、愚痴の回で申し上げた通り、購入したアクロが撮影には不向きなライトだったのが残念でした。

照明費用の明細

水槽の費用

水槽の費用についてはサイズをオーダーして2つ合わせて『約12万円』ほどとなりました。

サイズは『100cm×60cm×35(H)』と『40cm×60cm×35(H)』 です。

100cm水槽が『約10万円』となっています。

今まで90cm水槽でも1万5千円くらいのを使っていた身からすると、圧倒的にゴージャスな水槽です。

まじで大豪邸です。

ちなみに100cm水槽は『日淡魚』で、40cm水槽は『カブトニオイガメ』のものとなります。

100cm水槽で10万だとコスパは『かなり悪く感じます』が、憧れの奥行60cm水槽なので仕方ないと諦めの境地で発注しました。

水槽費用の明細

電源類の費用

次は電源関係の費用についてです。

市販の電源タップを使えばよかったものの、自分で図体のデカいラック風電源タップなどを作ってしまったせいで電源関連だけで『4万円』の費用が掛かりました。

スペックだけでいえば市販の電源タップで済ませれば余裕で10000円以下で押さえられる内容です。

でも、デカくて無駄に強そうな雰囲気を醸し出しているので個人的にはまぁまぁ気に入っています。

電源費用の明細

サンプとウールボックス

そしてオーバーフロー水槽の心臓とも言える『ろ過水槽(サンプ)』と『ウールボックス』は自作の甲斐もあってか約1万円程度に収まりました。

ただ、こちらは流動ろ過専用に設計したので『ろ材だけで17000円』ほど掛かってしまいました。

自作でろ過装置が安く済んだ分は濾材で帳消しです。

しかし、後悔は微塵もないくらい気に入ってます。

流動ろ材

濾過槽の費用明細

配管の費用

取り出せねぇ…

配管の費用は『イメージでは1~2万円』くらいでしたが、終わってビックリトータルで約4万円も掛かってしまいました。

ポンプ抜きでも『約3万程度』かかっています。

1つ1つはそんなに高くないパーツだったので軽く見積もっていましたが、チリツモでずいぶんと高い山になっていました。

配管費用の明細

その他の備品

他にも『水温計』や『ファン』、『バブルストッパーモドキ』など細かいアクセサリ類がありますが、こちらは合計約2万円でした。

感覚がマヒしてきましたが、2万あったら普通にアクアリウムが楽しめるので、わけわからん備品に2万は高すぎですね。

アクセサリ費用の明細

全部でいくら?

というわけで、大型オーバーフロー水槽の自作費用は細かいものまで全部含めて総額…

約35万円でした!

海水や大型魚をやっている人ならこれくらい全然たいしたことない費用だと思いますが、私にとっては大奮発の水槽セットになりました。

ちなみに中に入れる魚は『その辺の川で捕ってくるやつ』なので、これ以上費用がかかることはそんなにないと思います。

構想との比較

あとせっかくなので『ブログ第一話で紹介していたイメージ』と『出来上がった実物』との比較もしておきましょう。

こんな感じで結構最初のイメージに寄せられたと思います。

ただサンプのとなりに置く予定だった水槽は扉を付けたら私の性格上、管理しなくなるのが目に見えきたので今のところやる予定は無くなっています。

雑談

足の踏み場なし

最後に雑談として、DIY中の『散らかり具合』を記録した汚部屋紹介コーナーです。

元々は今回作った水槽台のスペースに『収納されていた物たち』だったのですが、製作を開始してからは行き場を失ってエライ状態になっています。

ただ、そうなることは分かっていたので製作を始める前に折りたたみベッドに買い換えて、なんとかスペースを作りつつ頑張っていました。

散らかり具合その2

配管を考察中の図

けっこう行き当たりばったりで製作しているのでアーデモないコーデもないとやっていると、いつの間にか信じられないくらい散らかります。

さすがにコーなってくるとキレイ好きとは言えない性格の私でもストレスが溜まるので、定期的にがんばって片付けていました。

終りに

というわけで『構想から約3年』、『製作に1年以上』掛かりましたが、ようやく完成した水槽の費用紹介でした。

私の部屋には水槽スペースが3か所あるのですが、これでようやく『1箇所』が理想的な状態になりました。

あとは残りの2箇所もがんばって理想的な状態にすれば私のDIYライフも終わりになるでしょう。

ただ、3箇所目を完成させる頃には『1箇所目の作り直しプラン』が発生するというのをこれまで繰り返しているので、永久に終わらない気もしています。

さすがに今回作った水槽はそう簡単に作り直しはしないと思いますが、毎回水槽を作る度にそう思っているから信用0です。

それではまた次回!

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コメント

  1. Biku より:

    Bikuです。詳細に費用をまとめて下さりありがとうございます。
    正直お高いですが、構想を含め、膨大な作業時間は、様々な検討を重ねて楽しんだものと考えれば、
    とても贅沢かつ有意義なカネの使い方だと思いますよ。
    100 cm水槽で生体が動いているシーンを早く見てみたいです。期待しています!

    こだわりの電源ラックを踏まえ、今後は機能拡張にも挑戦されてはいかがでしょうか。
    水槽メンテの一環として、水位センサー、水質の連続モニター、生体観察(プログラム撮影?)など、欲張りな便利機能を確立して欲しいです!
    ちょっとN社のpHモニターは必要か?と思っちゃいました。水温計ではお高いデス(笑)
    詳しくは知りませんが、WiFiで無線化、水質関連dataの収集・蓄積・分析など、アクアリウム関連の優秀なアプリが開発される時代なんですがね・・・

    • じろう より:

      Bikuさん、こんにちは!
      ありがとうございます^^

      人生でこれ以上の大物を作ることはないと思って大奮発しました!
      おかげで財政難です(笑)

      100cm水槽、暖かくなる前にはレイアウトしとかないとな…><
      がんばろう!

      水位センサーなど面白そうですね!そういった発想がなかったので、参考になります!ありがとうございます^^

      なるほど~!今は便利なものが色々あるんですね~!
      よく探せば、もっとかっこいい水温計やシステムがありそうですね!
      phモニター(水温計)に無駄なお金かけてる場合じゃないな~(笑)

      目指せ!脱アナクロ人間!

  2. tetsuya より:

    じろうさん、こんにちは。
    水槽製作お疲れ様です。追い求めたものが形になるって感慨深いですね。
    完成した水槽全体を拝見すると、二つの水槽のバランスが素晴らしいです。
    一面からのみの鑑賞に対して600の奥行は実際見ると迫力が凄そうですね。

    手元に奥行のあるメーター水槽があると想像し妄想してしまいました。
    真ん中に島をつくり外周を水が周回するような水流を作り、島の下部はトンネルになっていて水が淀んでいるレイアウトを。。。
    水流に立ち向かう日淡、苔むした島影に潜む沢蟹。。。

    日淡水槽、私も欲しいなぁ。

    • じろう より:

      tetsuyaさん、こんにちは!
      ありがとうございます^^

      迫力はあるのですが、憧れだけ導入した奥行600水槽なので、使いこなせる自信は全くありません(笑)

      洞窟のある苔の島にカニも住む、秘島のようなアクアテラリウム水槽…
      いいですね~♪そんな楽園のような水槽作いつか作ってみたいです^^

      いっその事、そのアイディアをパクッてしまおうかな…(笑)

      是非tetsuyaさんも日淡水槽作りましょう~!お待ちしております^^

  3. びへい より:

    どうもこんにちは、オーバーフロー水槽自作で検索してたどり着きました。

    わたしも最近、自作オーバーフロー水槽にチャレンジしようと思っていまして
    色々と構想を練っているところです。
    自作って楽しいですよね!

    すごくいい感じにDIYされているので、色々と見させてもらいましたが
    電源ラックが個人的にツボでした!
    確かに電源関係はまとまってるとキレイでいいですが
    そこを自作しようという発想が無かったので…
    わたしも作ってみたい衝動に駆られますw

    いろんな人の自作したものを見るのは刺激になっていいですね!
    参考にさせてもらいます~

    • じろう より:

      びへいさん、こんにちは!

      私も人の自作見るの好きなので、そう言ってもらえてうれしいです^^

      自作オーバーフロー水槽の構想中とのことなので楽しみですね!
      私は自作パートで一番好きなのが、構想を練っている段階かもしれません。
      なので、作業スピードが遅いのも相まって、構想だけがどんどん溜まってしまいます(笑)

      アクアリウムと自作で楽しさが倍増しますよね~^^

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