オーバーフロー水槽用ピストル管の簡単な自作方法について!

JIROです!

今回は『塩ビパイプ』を組み合わせて作るピストル管のDIYを紹介します。

それではさっそく参りましょう!

DIYは自己責任です!十分に気をつけて作業してください。

65A、50A、40Aのピストル自作

まずはよくある40Aでの塩ビ管で作り方について紹介します。

自作のイメージは大体『画像のような並び』で各塩ビパイプを組み立てていくだけです。

65A・50A』などについても大きくなるだけなので基本的に同じように作れます。

※30A以下の小さいサイズのピストルについてはは次の章で紹介します。

材料の詳しい内訳は以下の通りです。

  • チーズ40A25A
  • 平キャップ25A
  • 13A給水栓用ソケット
  • 13Aバルブソケット
  • 13Aエルボ
  • 13Aパイプ(接合用で6cm程度)
  • 25Aパイプ(接合用で5cm程度)
  • シールテープ
  • 内径約22mmパッキン×2

キャップに穴をあける

今回のピストル管でDIY作業が必要となるのは『キャップ(ここでは25A)』への穴あけだけです。

穴あけは『22mm(~25mmくらいまで)』のホールソーで行います。

ちなみにこの22mmというサイズは13Aのバルブソケットの『ネジ部分のサイズ』となってるため、13Aでないものを使う場合はそれに合わせます。

また穴をあけるときにキャップを手で押さえてホースソーを回すのは危険なので、『クイックバイス』などで固定して作業するようにします。

クイックバイス

パッキン

キャップへの穴あけが出来たら、13Aバルブソケットの『ネジ部分』に大体22mmぐらいのパッキンを付けます。

※パッキンのサイズは適当に合うものを選んでください。

シールテープをまく

パッキンごとシールテープする必要は特にないです

さらにネジ部分はシールテープを巻いて防水しておきます。

シールテープは時計回りに根本が少し厚くなるよう4~7周くらい巻きます。

キャップとソケットを組む

ネジ部分のシールテープがまけたら穴をあけたキャップを被せて、13A給水栓ソケット側に『平パッキン』を挟んでしっかり締めます。

パッキンのサイズは大体で合っていれば問題がでることはほとんどありません。

装着後

装着後の裏表はこんな感じになります。

順番に接続する

で、あとはさきほど作った部分と残りの部分を写真のように順番に接続していきます。

接合用の塩ビパイプは『13Aが6cm程度』、『25Aは5cm程度』で大体ジャストで作れます。

完成

これで完成です。

ここでは接着していませんが、実際には各接合部分を各自の判断で接着してみてください。

40AピストルのDIYは以上です。

次はより『小さい水槽』でも使える25Aや30Aのピストル管自作について紹介します。

40A13Aエルボピストル

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25A、30Aのピストル自作

オーバーフロー用25Aピストル自作材料
写真では接合用の25A塩ビパイプ5cmが抜けてますね。

次は25A、30Aサイズのピストルの作り方について紹介します。

40Aとの違いは30A以下のサイズだと中に入れる給水管に『13Aが使えない』ことです。(チーズに13Aエルボが入らない)

そこで、25Aサイズでは『給水管』にホースを使用してピストル管を製作していきます。

ピストルの『組み立て方』は40Aと基本は同じですが、必要な材料が少し変わります。

ここでの参考例は30Aで製作します。

材料の詳しい内訳は以下の通りです。

  • 異径チーズ30A25A(もしくは25A同径チーズ)
  • キャップ25A
  • パイプ25A(5cm程度)
  • 給水栓ソケット13A
  • カクダイ樹脂タケノコ16mm(ホースニップル)
  • 異径エルボ12/16⇔16/22用
  • 内径12mmシリコンホース(適当)
  • 内径15mmシリコンホース(約7cm)
  • シールテープ
  • 約22mmパッキン×2

※25Aで作る場合は、排水上の理由で異径エルボをサイズダウン(9/12⇔12/16など)した方が良いです。

キャップに穴を開ける

まず必要なDIYは40A同様にキャップへの穴あけです。

穴のサイズは今回紹介している『カクダイ樹脂タケノコ16mm』を使用する場合であれば、穴は『22mm』であけるようにします。

タケノコのツバの仕様上、25mmの穴とかだとすっぽ抜けてしまいます。

22mmホールソー

エルボをカットする

そしてチーズの中に入れる給水管となる異径エルボはカットしておきます。

ここでカットする理由はそのままだと『チーズに入らない』からです。

※チーズに同径の30Aを使ったりするとカットする必要がなくなるかもしれません。

塩ビパイプカッター

カットの残し具合

ちょっと心もとないですが、不安であれば結束バンドなどで締めます。

今回の例では最終的にこんな感じになっています。

エルボの出っ張りは『12mm側を2本』残して、『16mm側は1本』残しにしました。

TIPS:25A管でピストルを作る場合は9/12⇔12/16の異径エルボがおすすめです。理由としては25Aは排水管がより細くなるからです。25Aで給水管を12/16で通すと、水の排水が追い付かずに水位が不安定になることがあります。

チーズにエルボを入れる

そしてエルボをチーズに入れる時は異径エルボの『12mm側が上』になるように組んでいきます。

またエルボはホースを装着した状態でチーズの中にいれます。

ホースの調節

するとこんな感じになります。

ホースの場合は後から取り付けるのが難しいので、先に飼育水槽側に出る『12mm側のホース』を余裕をもった長さで取り付けて後からサイズ調節するようにします。

また16mm側のホースはジョイントに必要な適当な長さで調節します。

TIPS:給水管にホースを使用すると、後から給水管を取り付けできないため、先に給水管(ホース)を取り付けています。オーバーフロー管設置後にホースの長さは調節します。

タケノコにシールテープ

そして『タケノコ16mm』にはシールテープを巻いておきます。

タケノコ16mm(カクダイ)

ホースや塩ビをつなぐ

あとはタケノコを『シリコンホース』につないで、さらに『つなぎ用』の塩ビパイプ25A(5cm程度)を通して装着します。

で、ここで少し問題になるのが『タケノコの六角部分』は25Aの塩ビの径ぐらいなので、ギリギリ通りますが、個体差でなかなか入りにくい場合もあります。

その時は少しタケノコの六角部分を削るか、組み立てる順番を変えて下さい。

25A塩ビ管を通した後

で、『つなぎ用の塩ビパイプ』を通すとこんな感じにります。

パッキンの取り付け

ここまで組み立てたらタケノコに内径約22mmのOリング(パッキン)をつけます。

平パッキンだと外径があるため、ここではOリングがオススメです。

Oリング

キャップを被せて組み立てる

そして穴をあけた塩ビキャップを被せるように取り付けます。

パッキンをつける

あとはキャップの外に飛び出したタケノコのネジ部分にも『パッキン』をつけます。

ここでは『平パッキン』の内径22mm程度を使用します。

平パッキン

13A給水栓ソケットを付ける

最後は『給水栓ソケット13A』と『タケノコ16mm』をしっかり回してネジ止めます。

※しっかりネジを回す場合は15mmシリコンホースの部分を一端取り外してしっかり締めてからキャップを被せる時にうまく15mmシリコンホースが接続するように取り付けます。

完成

これで30Aのピストル管の完成です。

ちなみに今回の製作例では『HI管』を使っていますが、個人的な色の好みというだけで特に理由があるわけではありません。

おわりに

というわけで以上、オーバーフロー水槽用のピストル管の作り方についての紹介でした。

実際に淡水のアクアリウムで5年以上使っている水槽もありますが、今のところ途中で漏れ出したりしたこともないので、しっかり作れていれば簡単には漏れ出すことはと思います。

ただDIYは自己責任なので漏れないよう十分に注意して作業・製作してください。

それではよいDIYライフを。

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