引き出し付きトリマーテーブルのボディ作り!

トリマー テーブルの自作ボディ完成編

トリマーテーブル製作中のJIROです!

今回はトリマーテーブルのボディができたので、どんな感じになったのかを紹介していきます。

それではさっそく参りましょう!

完成したボディ

自作したトリマー テーブル上から

まず完成したボディを紹介するとこんな感じになりました。

大きさ的には天板部分が500×350で高さが450くらいのサイズ感となっています。

そんなに大きくはありませんが、現在使っているプロクソンのテーブルルーターと比べると3倍くらいのテーブル面積となっています。

パドルスイッチ

前側の中央部分にはトリマーの電源ボタンとしてパドルスイッチを取り付けました。

パドルスイッチは見た目的にはちょっとインパクト強すぎですが、構造的に間違ってONを押す可能性が『とても低く』、電源のOFFは『膝蹴り』でも出来る便利なスイッチです。

パドルスイッチ

引き出し

トリマー テーブルの引き出し

そして前面の『両サイド』は引き出しになっています。

引き出しのスペースはメチャ狭なのですが、無いよりかはマシかと思い用意しておきました。

引き出しにはトリマーの『昇降用六角レンチ』や『ビット交換用スパナ』、電池切れの心配の無い『アナログのハイトゲージ』などを収納しています。

アナログハイトゲージ

3段仕様

また三段仕様の引き出しには『ビット立て』も用意しています。

このビット立てはどこの引き出しにもハマるので、後から使いやすい場所に変更することも可能となっています。

トリマー収納部と吸引部分

そして中央の裏側トリマーの収納スペースとなっています。

トリマーには前回紹介した昇降機が取り付けてあるので、『テーブル側』からトリマーの昇降が可能となっています。

昇降機

フタ

トリマー収納スペースはフタ(戸)をつけると、こんな感じになります。

フタには『防音』の目的もありますが、ここでは集塵も出来るよう塩ビパイプを取り付けておきました。

集塵は後で製作するガイドフェンスを基本にはする予定ですが、削り方によってはガイドフェンス側では集塵できないケースもあるので実験的に用意しておきました。

イメージとしてはビットの穴から集塵するような形となります。

余談:トリマー収納部分からの集塵はボディ本体に多少の隙間などもあるので集塵力がどの程度発揮されるかはわかりません。またトリマー自体が粉まみれになったりするかとも思うので、実用性については使ってみてからのお楽しみです。もし使い物にならなかった場合はこのパイプはただの取っ手になります。

電源部分の取り出し

裏側の下部にはコンセントも用意しており、トリマーの電源もここから取ります。

そしてコンセントは『2つ』ともパドルスイッチと連動させています。

有用かはわかりませんが、トリマーの他に『集塵機』などを接続することで一緒にON/OFFすることが出来るようになります。

またコンセントは機器の取り換えがしやすいよう外側に出しているので、いずれトリマーテーブルの上に『ワークベンチ用』や『ボール盤用』の着せ替え用アタッチメントを設置した際にも、パドルスイッチで他の工具と集塵機の連動をさせていければ思っています。

ボディの作り方

一応今回のトリマーテーブルのボディの作り方を紹介しておくと、こんな感じの構造で作っています。

ちょっと変テコな作りですが、自分の要望に沿って都合良く簡単に作れるのがこれでした。

作り方的には板材に『先にスライドレール』を取り付けてから『ビス』で組み立てて、あとは『電源部分』『天板』と順番に取り付けていった感じです。

ボディ』や『化粧板』はタモの集成材で作っており、カラーはリボスの黒檀で着色しています。

※天板部分の作りはこちらで紹介しています。

リボス黒檀

パドルスイッチの彫り込み

パドルスイッチを取り付ける部分はこんな感じでトリマーで彫り込みを入れて収めています。

また前面にくる目立つ板には気を遣って45度ビットで面取りをしています。

※スイッチ部分の彫り込みについてはこちらの記事で紹介しています。

ビス止めに使った道具

組み立ては底面以外は全てポケットホールジグを使って表から見えないよう内側から斜めにビス止めしています。

ポケットホールジグとは斜めにビス止めを出来るようになる道具で、使用することで見えない位置にビスを打ちやすくなります。

ポケットホールジグ

引き出しの作り方

引き出しの化粧板は『本体』と別に作って、後から本体を引き出しに収納した状態から位置合わせして裏からビス止めしています。

余談ですが、スライドレールは上下に配置するパターンをやってみたかったのですが、引き出しの上面を収納に使いたかったのでやっぱり一般的な左右の配置に落ち着きました。

スライドレール

電源部分

電源部分についてはこんな感じに別に作っておいて、コンセントなど配線をしてトリマーテーブル本体に取り付けた後、さらに上から板を被せてフタをするようにして配線類をまるっと隠蔽しています。

黒い部分は塩ビ板で、コンセント用の四角い穴はプロクソンの『テーブルルーター』で切り抜いています。

※四角く切り抜く方法についての参考記事はこちら⇒塩ビ板やアクリル板を四角く切り抜く方法

プロクソン テーブルルーター

キャプコン

台車

今回製作したトリマーテーブルはそれほど大きくもないですが、ホイホイ持ち運ぶには少し重たいので普段は台車に載せておくことにしました。

と言うのも『置き場がない』のに作ってしまったので、狭い部屋の中に常に鎮座することとなってしまったため頻繁に移動することが目に見えていたからです。水槽も減らそうとしても増えるので部屋のスペースには真面目に困っています。

台車の作り

ちなみに台車にはフチを作り、トリマーテーブルのアジャスター(足のゴム)とピッタリとハマるようになっているので、台車の上で『動いたり』あるいは台車から『ズレ落ちたり』することがない仕様になっています。

自分で言うのも何ですが、載せてて気持ちの良い台車になりました。

電源コードの収納

電源コードについては普段こんな感じで収納?出来るようになっています。

今思えば電源コードの出っ張りも結構ウザいのでオーディオ機器みたいに取り外しできるようにしておけばよかったと思いましたが、もうやり直す気力がないのでこのままにしておきます。

着せ替えテーブル

あとトリマーテーブルを無駄に鎮座させておくのもアレなので、普段使い出来るよう上から被せて『トレーの様なサイドテーブル』になる着せ替えアタッチメントを作ってみました。

特にDIY中はネジや工具を床にポイポイ置いて行方不明者を出すタイプなので、これからはこのテーブルをトレー代わり使って作業中の紛失物を減らしていきたいと思います。

終わりに

と、こんな感じでとりあえずトリマーテーブルが完成しました。

ちょっと使ってみましたが、特に動作も問題なさそうだったので一安心です。

準備期間から含めると何気に2ヶ月以上掛かってしまっていますが、まだ全てが完成というわけではないので次はガイドフェンス的なものをボチボチとでも作っていこうと思います。

それではよいDIYライフを。

インサートプレート

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