
JIROです。
今回は水槽台の扉のDIYについて紹介します。
私事ですが、部屋が狭くてゴチャゴチャしていて普通の扉だと開閉するスペースがなくて困ってしまいます。
というわけで、今回紹介するDIYは開閉にスペースが要らない簡単設置の目隠し戸DIY設計を紹介します。
簡単な水槽台扉の設計方法

さっそくですが、こちらが簡単なイメージ図です。
目隠し戸は立て掛けるイメージです。
ストッパーを水槽台の上下両端につけて、傾斜がつくように上と下で前後に差をつけて設置します。
扉の下にも傾きやすいように、なべねじのような頭のあるビスを打っておきます。
ストッパー(オレンジ部分)は木材片で十分ですし、ホームセンターで適当な金具を見繕っても構いません。

メリット
この設計のメリットは扉を開くスペースがなくても開閉できることです。
狭い部屋は扉だと開閉できない場所も多いのでおすすめです。
デメリット
デメリットは地震などの際、反対側に倒れる可能性があります。
少しコストは掛かりますが、ストッパーをマグネットキャッチなどにすると、地震があっても戸が倒れてくることもないので安全になります。
簡単扉の使用感
この仕様だと、1方向にしか立て掛からないようになっているので、雑に戸を掛けても自然と収まるので、ストレスありません。
自作水槽台のキャビネット内の目隠しが欲しいだけであればおすすめです。
戸をスノコみたいにすれば、とても簡単で安上がりに目隠しが作れます。
次は簡単に製作例を紹介します。
スノコの水槽台扉の自作

まずはスノコ状の目隠しです。
スノコの作りに取っ手をつけただけです。
取っ手は正直不要でした。隙間に手を入れた方が持ちやすかったです。

スリットの水槽台扉の自作

次もスノコに似た、スリット状の目隠しです。
作り方は、木材に穴を開けてカットした長いボルト通します。
あとは、木材の間のボルトにスペーサーとワッシャーなどを組み合わせてスリットを作っています。
上から袋ナット、ワッシャー、木材、ワッシャー、スペーサーワッシャー、木材…とあとは繰り返して最後も袋ナットで締めてサンドイッチにしてます。
ちょっと製作が面倒になりますが、スノコよりスタイリッシュになります。
終わりに

大体こんな感じで戸を製作しています。
私が戸をスリット状にしているのは通気性をよくしたい為でしたが、結果として持ちやすくもなったのも気に入っています。
それではよいDIYライフを。
次は製作中の水槽台をちょろっとお見せします。
現在製作中の水槽台の扉の設計

現在製作中の水槽台です。
目隠し戸の設計はさきほど紹介した作りと大体同じです。
しかし、今回はデザイン優先でちょっと凝った作りにします。
先程の設計は戸が立て掛かかる力を利用しましたが、今回はマグネットで戸を保持したいと思います。
扉を横から見た設計イメージ

これまでマグネットは扉を開けるたびに生体を驚かせてしまいそうだと思って敬遠してきました。
が、実際扉を置く際も台に引っ掛かったりして、なんだかんだで衝撃は与えるのであまり気にする必要もないかと思いました。
なので、今回はこのような形で戸を製作したいと思います。
※追記:実際には扉の下側もマグネットで留めました。
水槽台を前から見たイメージ図

今回は水槽台の脚まで目隠しするような扉のデザインにしました。
スリットの間は1cm程度で製作する予定なので、スリット部分だけで30本くらいの木材が必要です。
さらに2枚扉を作るので、なんだかんだで合計70本くらいは木材を使用します。
自分で設計しておいてなんですが、作るのが凄く面倒くさそうです。
扉の材料調達
扉の材料を探していると、ホームセンターにスリット用に丁度良いサイズの木材があったのですが、1本198円(税抜)でした。
お手頃価格かと思いきや、70本だと税込14000円以上なります。
………。
………。
高いよっ!
というわけで、色々考えた結果、大きい板を細かく切ったほうが安いことが判明。
ホームセンターさんの手を煩わせて安くすることに成功しました。
扉の材料費

多少安くなりましたが、それでも高級な扉になりました。
でも、このサイズの水槽台を作ることは今後もうないと思うので、ケチらずに思いのままに作っていきたいと思います。
準備完了

これで材料が用意できたので次回製作します。
木材が70本以上あるので作業が大変になるだろうと思っていましたが、写真で見るとそんなに量があるように見えないですね。
ではまた。
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