JIROです。
前回パイプを使ったライトスタンドをDIYしました。
今回はそのライトスタンドに照明と器具の配線を目立たないように設置してみたので紹介します。
それではさっそく参りましょう。
製作したライトスタンド
まずこちらが前回作ったライトスタンドです。
パイプとジョイントを使ったシンプルなライトスタンドです。
詳しい製作については前回の記事を参照してください。
配線の隠し方
照明の配線の隠し方は至って簡単で、ライトスタンドの中に電源コードを通してしまう方法です。
今回ライトスタンドの自作にイレクターを選んだ理由はまさにこれが出来るからです。
L字ジョイントの注意点
自作したライトスタンドには配線を中に通す上で注意点があります。
購入後に気づいたのですが、イレクターのL字ジョイントの内部には仕切りがありました。
なので、配線を通す場合はホールソーなどで仕切りに穴をあけておく必要があります。
TIPS:28φのパイプ用L字ジョイントであれば、仕切りに20mm程度前後の穴があけられます。穴は配線を通しやすくするために小さくない方が作業しやすくなります。
ホールソー
穴をあけた弊害
ちなみにジョイントの仕切りに穴をあけた場合、弊害として接着剤が流れ出してしまうことがありました。
最初気づかずに流せるだけ流し込んでいたら、反対側からドバドバ流出していました。
かと言って、接着剤が少ないと強度に問題が出るので、穴をあけて接着剤を流す時は、この辺りを気をつけながら作業する必要があります。
TIPS:塩ビの接着剤は塩ビを溶かすので、見た目が汚くなったり作業台に色移りしたりします。
ライトスタンドに穴をあける
それでは実際に配線をパイプの中に通すためのDIYを紹介します。
まず製作したライトスタンドを一度バラして、照明を吊り下げるパイプに穴を2つ開けます。
ジョイントやパイプなど丸い材料の穴あけは、クイックバイスなどで固定すると作業し易くなります。
クイックバイス
穴の大きさ
吊り下げるパイプにあける穴は配線が通る大きさに合わせます。
ここでは使用する照明のDCソケットが通る程度の15mmで穴をあけました。
TIPS:パイプ本体はスチールなので、ホールソー(先端工具)もスチールに対応できるものを選びます。
使用したホールソー
ゼンスイマルチカラーLEDの電源コードをDIY
今回使用する照明はゼンスイマルチカラーLEDです。
ゼンスイマルチカラーLEDには本体とDCソケットの間にスイッチがあるので、そのままだとパイプに通らないので、まずはスイッチを取り外します。
スイッチカバーをあける
そのまま電源コードをカットしても良いのですが、+-を間違わないためにスイッチカバーを外して1本づつ結線することにしました。
スイッチカバーの仕様
ゼンスイマルチカラーLEDのスイッチカバーはネジ止めでなく、四方の円柱状のジョイントではまっているだけでした。
汚くなりますがマイナスドライバーでカバーをグリグリして外せます。
延長する
スイッチを分解したついでに、電源コードが少し短かったので40cm程度延長しておきました。
コードを延長する場合は、元の線より細くならないように気をつけます。
半田ごて
結線
電源コードはハンダで結線後、ヒートガンを使い熱収縮チューブで上から保護しました。
ヒートガン
吊り下げ器具をDIYする
照明の吊り下げにはゼンスイマルチカラーLED純正追加パーツを使用します。
ただ付属の取り付けワイヤーがゼンスイのライトスタンド専用になっているため、代わりにシンプルな輪っかのワイヤーを作ります。
ゼンスイLED吊り下げパーツ
使用したもの
ワイヤーで輪っかを作るために使用するものは、ステンレスワイヤーとワイヤーカッターと圧着ペンチと圧着スリーブです。
ステンレスワイヤーを適当な長さでカットして、スリーブとワイヤーで輪っかを作り圧着すれば完成です。
↓詳しい作業内容はこちらで紹介しています↓
配線と照明の組み立て
最後に照明とライトスタンドを組み立てていきます。
組み立てはパイプの中に細い棒を通して、それに吊り下げキットの輪っかも通しておきます。
吊り下げ部分の完成
照明とライトスタンドが組み上がりました。
あとは電源コードをスタンド本体の長いパイプに通していきます。
電源コードが通りにくい場合
長いパイプに電源コードを通す際は素直に落ちて行かないことがあるので、その場合はパイプに通しやすいヒモと電源コードを結んで、ヒモで誘導して電源コードを引っ張り出します。
おわりに
こんな感じで今回の照明回りのDIYは完成しました。
発注していた水槽も届いたので、またちょこちょこ加工していきたいと思います。
それではまた。
ゼンスイマルチカラーLED
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