今回は前回作った水槽台の骨格に『塗装』をしていきます。
で、今回はせっかくなので水槽のある部屋で塗装する際の重要な注意点についてもついでに紹介していきます。
それではさっそく参りましょう。
室内で塗装する場合の注意点
まず『塗装』は屋外で作業するのがセオリーですが、今回のように水槽台のサイズが大きくて部屋から持ち出せない状態になっている場合は室内で塗装せざる得ません。
その際に他の水槽が無い場合は『ただ換気を良く』して作業すれば良いだけですが、多分アクアリウムをやっている人なら他にも水槽があると思います。
で、他の水槽がある場合は塗料の揮発した溶材が水槽に溶け込む可能性があり、有害な溶材が水槽内に混入すると生体が『全員☆』なんてことも有り得ます。
というか、私がやってしまったことがあります。
特にエアレーションをしている水槽は影響が大きく白濁して泡立ちまくりになってしまいました。
室内でオススメの塗料
そこで、そんな状況に陥らないために水槽のある室内で塗装する場合にオススメなのが『水性塗料』です。
水性塗料は『溶材が水に』なっているので揮発するのも水なため水槽に悪影響を与えませんし、もちろん乾燥後であれば水性とは言え水で溶けることも基本的にはありません。
というわけで、水性塗料を使って作業していきましょう。
塗装前の磨き
と、その前に水槽台はサンダーで少し磨いておきます。
磨くのは『粉塵』も出るし少し面倒なのですが、やっておくと触れたときの満足感が違います。
というか、研磨をはしょって完成させた時に触れて『ザラザラ』だったらちょっと後悔するといったところでしょうか。
ただ、今回は正面以外は触れることもない位置に設置されているので、そんなに磨く意味が無さそうなので正面だけサンダーを当てました。
部屋を養生する
あとは部屋を養生したら塗装開始です。
壁は『養生テープ』で、床は『歴戦のピクニックシート』を敷いた上に木材なども置いています。
だいぶ見た目の汚い養生ですが、とりあえず機能を果たしていたらOKです。
塗装:実践
普段、木材を使う時は『木目を浮き上がらせたい派』なので塗装は薄めに仕上げることが多いですが、今回は『アイアン風』にしたいので艶消しブラックを濃くベッタリと塗りつけていっています。
ちなみにひっくり返した時に『接地する部分』を最初に塗っておくと乾燥が進みやすく作業がはかどります。
費用
ちなみに塗装に掛かった費用も載せておくとこんな感じです。
安いと言えば安いし、やらなくてもいいと考えれば高いっちゃー高い気もします。
作業終了
というわけで、こんな感じで塗装が終わりました。
もちろん強度に変化はないのですが、黒くなるだけでちょっと強そうに見ますね。
しかし、大きいというだけで本当にいつもより作業に時間が掛かってしまい、毎回疲れ果ててます。
まだまだ水槽台作りの終わりは見えません。
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