アクアテラリウム用にオーバーフロー水槽をセッティングしてみた!

JIROです!

今回はアクアテラリウム用のオーバーフロー水槽のセッティングをしてみたので紹介します。

それではさっそく参りましょう!

水槽を置く場所

水槽を置くスペース

まずは今回水槽を設置するスペースがこちらです。

今回はリプレイスとなるため『水槽台』や『ライト』は既に設置済なので準備がラクチンです。

水槽と台座の取り付け

台座を設置した水槽
水槽サイズ(mm):W500×D270×H230

使用する水槽は前のを使い回しますが、台座(25Aサイズ)は新調しておきました。

台座には水道管用品の『給水栓ソケット』と『バルブソケット』を組み合わせて代用し、防水は『シールテープ』と『パッキン』で行っています。

水道用品を代用すると台座が『数百円』で出来るのでコスパ良好です。

さらに詳しい台座のDIYについてはこちらでも紹介しています。

↓台座の自作方法↓

サンプとウールボックス

自作ガラス水槽サンプと自作ウールボックス

今回の『サンプ(濾過槽)』と『ウールボックス』はこんな感じに作っています。

サンプもウールボックスも超シンプルなお手軽仕様です。

材料費は『水槽が3000円くらい』と仕切りやウールボックスに使った『塩ビ板で2000円くらい』です。

このサンプウールボックスの自作については別の記事で詳しく見ることも出来るの興味がある方は是非みてみてください。

サンプのセッティング

濾材をセットしたサンプ

で、サンプをセッティングしたところはこんな感じです。

この水槽ではとにかく『楽さ』と『通気性』を重視して、濾過槽は1室でろ材は『バイオボールのみ』とし、濾過槽の下部は『人工芝』で簡単に通気性を確保するという構成になっています。

配管のセッティング

自作ピストルを設置

次は配管のセッティングです。

まずは水道用の塩ビ管を組み合わせて作った『ピストル管』を取り付けました。

配管のサイズは『給水側が13A』で『排水側を25A』で作っていますが、給水側は途中でホースに変更して配管を細くしています。

このピストルの仕様は少々トリッキーだと思うので割愛しますが、気になる方はコチラで作り方を紹介しているので見て下さい。

給水管、排水管部分

アクアテラリウム用のオーバーフロー水槽の給水・排水パイプ

そして排水管のカバーアクアテラリウムで埋没させるためにこんな形にしています。

作りとしては『プラ製の排水溝の網』に『』をあけて給水管を通し、網の位置は『人工芝』で底上げして調整しています。

プラ製の網

使用したポンプ

13Aがはまる水中ポンプエーハイム600

濾過槽に使用する給水ポンプは家にあった『エーハイム600』です。

エーハイムのコンパクトオン300・60013Aパイプが直接ささるので個人的なお気に入りのポンプです。

エーハイム600

配管完成

給水管とバイパス

で、ポンプからの給水管は『飼育水槽』と『ウールボックス』に再度排水する2ラインに分かれています。

こんな感じでウールボックスへのバイパスを作っておくと、飼育水槽内へのポンプ流量を絞っても、その分もろ過に回せるようになるので『お気に入りの仕様』です。

あとこのバイパス配管のウールマットの下には『活性炭』を置くにもちょうど良い場所になります。

詳しくはこちらで紹介しています。

配管の固定方法

配管したオーバーフロー水槽の水槽台の中

そして配管の吊り下げ固定を行います。

パッと見は『ピストル部分の接合部分』がしっかりしているおかげでそれなりに配管が固定されているように見えるのですが、『ピストル管は未接着』で挿しているだけなのでいずれ(1年~2年)で落ちてくるため、吊り下げパーツを作って補強しておきます。

配管の固定パーツの自作

自作の配管ステー

吊り下げパーツはまず『塩ビ板』を適当なサイズ*に切って、穴をあけて『結束バンド』で輪っかを作りこんな感じにします。

※適当なサイズについては後述します

レールに乗せて吊る

ピストル配管を自作ステーで固定した

あとは吊り下げパーツを水槽台の裏にあるアルミアングルに載せて、さらに大きな結束バンドで配管を固定するようにして取り付けています。

つまりさきほどの適当な塩ビ板のサイズとはこの『アルミアングルにちょうど載るようなサイズ』ということになります。

この突如としてあらわれたアルミアングルについてはこちらを見て頂くとより分かりやすいかもしれません。

濾過関連完成

小規模なオーバーフロー水槽の濾過槽部分の完成

配管作業が終わったらこんな感じで『ウールボックスのフタ』や、『サンプのフタ』をパイプに合わせて作って完成です。

ちなみに濾過槽は『1室』で『スペースを広く』とってある仕様なので、下からエアレーションして水を撹拌してろ過の効率を高めるようにしています。

ただこんな感じでろ材の下からエアレーションをする場合は『通気性の低いろ材(サブストやスポンジなど)』を使用すると、水が溜まってゴッポコッポしてしまうので注意が必要です。

その点『バイオボール』は通気性が高いので問題なく下からエアレーションできます。

バイオボール

夏場の冷却

水槽台に設置した冷却ファン

あと水槽台の裏のアルミアングルにはファンも仕込みました

なので『夏場』はサンプのフタをあけて、濾過槽から冷却できます。

ちなみにこの冷却ファンはPC用のファンを流用して作っています。

↓冷却ファンの自作はこちらで紹介しました↓

水槽の蓋

トリカルネットとアルミアングルで自作した水槽の蓋

水槽のフタは『アカハライモリ』を飼育する予定のでこんな感じでメッシュのフタを作っておきました。

このフタは『アルミアングル』と『トリカルネット』を使って作っています。

作り方は見たまんまですが、フタの自作についてはこちらでも色々まじえて紹介しています。

↓フタの自作方法まとめ!↓

オーバーフロー水槽のセッティング完了!

オーバーフロー水槽アクアテラリウム用一式

というわけで、こんな感じでオーバーフロー水槽のセッティングが完了しました。

大した水槽では無いですが、完成はやっぱりテンションあがります。

しかし、こうやってみると水槽の中古感が際立つので新調してもよかったかなぁとも思ったりします。

作業風景

ちなみに今回のセッティング作業YouTubeでもアップしています。

ブログと同じ内容』なので、あらためて見るほどではありませんが、作業を実際に見たい場合少しは見ても良いかもしれません。

終りに

というわけで、こんな感じでアクアテラリウム用のオーバーフロー水槽のセッティングが完了しました。

まぁアクアテラリウム用っぽい要素は『埋め立てようの排水カバー』くらいしかありませんでしたが、何かの参考になれば幸いです。

それでよいアクアライフを。

↓イモリ水槽になりました↓

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